選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト12.23号（12月9日発売）より
 
【広島】
［GK］
1　林 卓人　6　
ほぼ危ないシーンはなく、83分の柳沢のシュートにも鋭く反応した。
［DF］
33　塩谷 司　6.5　
縦パスが通らないシーンも多かったが、チャレンジはやめなかった。
5　千葉和彦　6.5　
隙を作らずセンターを固め、ポゼッションも縦への意識が高かった。
4　水本裕貴　6　
カウンターを許さず冷静に試合を運び、攻撃意欲も十分に見られた。
［MF］
27　清水航平　6　
相手に阻まれても仕掛ける姿勢は失わず、髙萩の１点目を演出した。
6　青山敏弘　6.5　
シュート意識を持ちつつ、２点目のスルーパスは抜群のタイミング。
8　森﨑和幸　6　
危ないシーンは未然に食い止め、中盤でイニシアチブを取った。
18　柏 好文　6　
動き出しで相手を上回ったが、クロスは味方に合わせられなかった。
7　森﨑浩司　6　
精力的にボールを受けてリズムを作るも、FKはポストに阻まれた。
10　髙萩洋次郎　7　
落ち着いてシュートを放ち２ゴール。雪のピッチにも難はなかった。
［FW］
9　石原直樹　6　
後半に躍動するもゴールを奪えず、昨年と同じ10得点でシーズン終了。
［交代出場］
14　ミキッチ（MF）　6　
８試合ぶりの出場。駆け上がるスピードは健在なところを示した。
22　皆川佑介（FW）　6　
貪欲にゴールに迫ったものの、シュートを止められ余裕がなかった。
［監督］
森保 一　6　
終始主導権を握った安定した試合運びで、最終戦を勝利で飾った。
 
【仙台】
［GK］
21　関憲太郎　5.5　
２失点の自責は問えない。終盤は鋭い反応で追加点を許さなかった。
［DF］
4　蜂須賀孝治　5.5　
振り切られそうになってもしぶとく柏に食らい付き、自由を与えず。
2　鎌田次郎　6　
後半は相手の勢いを跳ね返すことができず、劣勢を余儀なくされた。
29　上本大海　5　
クリアミスで１失点目に関与。不用意なプレーが何度か目についた。
36　村上和弘　5　
清水に対し不利な対応を余儀なくされ、ミキッチには振り切られた。
［MF］
11　太田吉彰　5.5　
自軍深く下がる時間帯が長く、最後まで突破口は切り開けなかった。
17　富田晋伍　5.5
ボールを保持した時間でも、効果的な攻撃を組み立てられなかった。
6　角田 誠　6　
13分のチャンスを決めていれば違った展開になっただけに悔やまれる。
8　野沢拓也　5　
守備には走ったが、攻撃でチームを助けるプレーができなかった。
［FW］
24　赤嶺真吾　5.5　
高さや強さを前線で活かすことができず、守備に体力を奪われた。
19　武藤雄樹　5　
スペースを狙って動き出したが、敵の守備網を突破できずに終わる。
［交代出場］
13　柳沢 敦（FW）　6　
ボールに関わる回数自体が少なく、83分のヒールシュートは阻まれる。
34　ハモン・ロペス（MF）　6　
ワンパターンだったものの、それでも左足のシュートは脅威だった。
10　梁 勇基　‐　
積極的にボールを動かしリズムを作るも、時間があまりに短かった。
［監督］
渡邉 晋　5　
試合序盤からアグレッシブさを欠き、最後まで広島に押し切られた。
 
［試合内容］
前半は静かな展開で終えた。仙台のタイトな守備に対して決定機を作れなかった広島だが、後半にギアを上げて試合を動かしていく。冷静に仙台の守備網の隙を突いた高萩が２ゴール。雪の中で行なわれた最終戦を勝利で飾った。