「理想的な戦力」としてピックアップか
セリエAのボローニャに所属する日本代表DFの冨安健洋に、名門クラブが興味を示しているようだ。
東京五輪世代の20歳は、今夏にベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)から、ボローニャへと渡った。ここまで右SBとして公式戦8試合に出場し、現地でも高い評価を得ている。
そんな上昇株に対して興味を持っているのは、イタリアのふたつの名門クラブ、ローマとミランだという。イタリアの移籍専門サイト『calciomercatoweb.com』が報じている。
「ローマは呪われているかのような状態で負傷者を抱えている。先日、とうとう(右SBの)ダビデ・ザッパコスタも怪我に追い込まれた。
右SBのレギュラーであるアレッサンドロ・フロレンツィは故障がちで、ダビデ・サントンは目処が立たない。指揮官のパウロ・フォンセカは右SBにしばしばレオナルド・スピナッツォーラを起用しているが、彼は左SBのアレクサンドル・コラロフのバックアップも兼ねているため、根本的な解決策にはなり得ない」
東京五輪世代の20歳は、今夏にベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)から、ボローニャへと渡った。ここまで右SBとして公式戦8試合に出場し、現地でも高い評価を得ている。
そんな上昇株に対して興味を持っているのは、イタリアのふたつの名門クラブ、ローマとミランだという。イタリアの移籍専門サイト『calciomercatoweb.com』が報じている。
「ローマは呪われているかのような状態で負傷者を抱えている。先日、とうとう(右SBの)ダビデ・ザッパコスタも怪我に追い込まれた。
右SBのレギュラーであるアレッサンドロ・フロレンツィは故障がちで、ダビデ・サントンは目処が立たない。指揮官のパウロ・フォンセカは右SBにしばしばレオナルド・スピナッツォーラを起用しているが、彼は左SBのアレクサンドル・コラロフのバックアップも兼ねているため、根本的な解決策にはなり得ない」
このようにローマの現状を説明した同メディアは、冨安がチームの“穴”を埋める存在になり得ると指摘している。
「そんな厳しい状況のなか、ローマが目をつけたのが、ボローニャで右SBを務めているタケヒロ・トミヤスだ。彼はCBが本職でありながら、与えられた新しいポジションに驚くほどスムーズに適応し、イタリアのサッカーになじみ、スピードがある。彼はまだ20歳で、成長の余地を多いに残している有望株だ。
ただ、この若者にはミランも着目しており、“争奪戦”が起きるかもしれない。いずれにせよ、この移籍が実現するとしても、時期は来夏になることだろう」
イタリアに渡って数か月で見事に適応してみせた冨安。セリエA内でのステップアップ移籍は、予想以上に早く訪れるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部