スピードを活かして攻撃の起点となったが…
現地時間10月2日、チャンピオンズ・リーグ(CL)第2節が各地で行なわれた。グループEのヘンクは、ホームにセリエAのナポリを迎えた。
第1節は南野拓実、奥川雅也が所属するレッドブル・ザルツブルクに2-6で敗れるという黒星スタートとなったヘンク。伊東純也は2列目の右で先発した。
一方のナポリは、主力のドリース・メルテンス、ジョバンニ・ロレンツォらを温存。ヘンクが古巣のカリドゥ・クリバリ、今夏に加入したイルビング・ロサーノら若い選手たちが先発に名を連ねた。
前半はほぼ拮抗した展開となる。16分にナポリのFWホセ・マリア・カジェホンのシュート、アルカディウシュ・ミリクのヘディングシュートはともにポストに直撃。得点には至らず、前半はスコアレスで折り返す。
そんななかでスタートした後半、先にリズムに乗ったのはホームチームだった。伊東、ムブワナ・サマッタ、テオ・ボンゴンダ、ヤニス・ハジらのテンポのいいパス回しで右サイドから崩し、伊東が再三エリア内まで持ち込んでCKを獲得。だが、フィニッシュ手前でナポリのDFにはじき返され、ゴールが遠い。
58分にナポリのカジェホンが再び絶好機を逸すると、カルロ・アンチェロッティ監督はたまらず、メルテンスを投入。明らかにナポリのリズムが上がるが得点には繋がらず、72分にはジョレンテも投入された。
それでもヘンクはGKガエテン・クーケの好守などが光り、攻勢を強めるナポリに対して一歩も引かない。
カウンターでの好機を伺うホームチームは79分、伊東がナポリのバックパスをインターセプトして敵陣に飛び出す。そのスピードに、MFファビアン・ルイスがたまらずホールディングで止め、イエローカードを提示されるという場面もあった。通れば最大の決定機だっただけに、スタジアムには大きなブーイングが響き渡った。
84分にも伊東の切り込みから中央に折り返したパスが中央に通るが、ハジが放ったシュートは大きく枠を外れた。その後も伊東のスピードを活かしたプレーが起点となり、敵陣に攻め込むなど、存在感を示した。
その後、ナポリはその名の通り猛攻を仕掛けるが、受けるヘンクが最後まで粘り強く守り切り、スコアレスドローに終わった。
結果、2試合を終えてナポリは1勝1分で勝点4、ヘンクは1分1敗で勝点1となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
第1節は南野拓実、奥川雅也が所属するレッドブル・ザルツブルクに2-6で敗れるという黒星スタートとなったヘンク。伊東純也は2列目の右で先発した。
一方のナポリは、主力のドリース・メルテンス、ジョバンニ・ロレンツォらを温存。ヘンクが古巣のカリドゥ・クリバリ、今夏に加入したイルビング・ロサーノら若い選手たちが先発に名を連ねた。
前半はほぼ拮抗した展開となる。16分にナポリのFWホセ・マリア・カジェホンのシュート、アルカディウシュ・ミリクのヘディングシュートはともにポストに直撃。得点には至らず、前半はスコアレスで折り返す。
そんななかでスタートした後半、先にリズムに乗ったのはホームチームだった。伊東、ムブワナ・サマッタ、テオ・ボンゴンダ、ヤニス・ハジらのテンポのいいパス回しで右サイドから崩し、伊東が再三エリア内まで持ち込んでCKを獲得。だが、フィニッシュ手前でナポリのDFにはじき返され、ゴールが遠い。
58分にナポリのカジェホンが再び絶好機を逸すると、カルロ・アンチェロッティ監督はたまらず、メルテンスを投入。明らかにナポリのリズムが上がるが得点には繋がらず、72分にはジョレンテも投入された。
それでもヘンクはGKガエテン・クーケの好守などが光り、攻勢を強めるナポリに対して一歩も引かない。
カウンターでの好機を伺うホームチームは79分、伊東がナポリのバックパスをインターセプトして敵陣に飛び出す。そのスピードに、MFファビアン・ルイスがたまらずホールディングで止め、イエローカードを提示されるという場面もあった。通れば最大の決定機だっただけに、スタジアムには大きなブーイングが響き渡った。
84分にも伊東の切り込みから中央に折り返したパスが中央に通るが、ハジが放ったシュートは大きく枠を外れた。その後も伊東のスピードを活かしたプレーが起点となり、敵陣に攻め込むなど、存在感を示した。
その後、ナポリはその名の通り猛攻を仕掛けるが、受けるヘンクが最後まで粘り強く守り切り、スコアレスドローに終わった。
結果、2試合を終えてナポリは1勝1分で勝点4、ヘンクは1分1敗で勝点1となっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部