延長交渉と後釜探しの二正面作戦。
来年6月に満了するシュテファン・リヒトシュタイナーの契約延長交渉が難航している。
ここまでの話し合いでは合意に向けた道筋が立っておらず、今シーズン限りで退団という可能性も高まってきた。ユベントスは、粘り強く交渉を続ける意向だが、その一方で「後釜」の確保にも動き始めている。
すでに10日前、ポルトに対して91年生まれの右SBダニーロの獲得を移籍金1000万ユーロ(約14億円)でオファー済み。選手サイドにも年俸200万ユーロ(約2億8000万円)の5年契約を提示した模様だ。当分の間、延長交渉と後釜探しの二正面作戦が続くことになりそうだ。
一方、18歳のアルゼンチン人MFトマス・ポチェティーノ(ボカ・ジュニオルス)の獲得が近づいている。
ボカとの間では、買い取りオプション付きレンタル(移籍金150万ユーロ=2億1000万円)という条件で基本合意に達しており、本人はすでにイタリアに到着して祖先の出身地ソレントでパスポート取得の手続きを行なっている。12月4日にはトリノに移動してメディカルチェックを受ける予定だ。
最終的な移籍交渉は、12月半ばにボカのダニエル・アンジェリシ会長がイタリアを訪れる際に行なわれる見通し。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
ここまでの話し合いでは合意に向けた道筋が立っておらず、今シーズン限りで退団という可能性も高まってきた。ユベントスは、粘り強く交渉を続ける意向だが、その一方で「後釜」の確保にも動き始めている。
すでに10日前、ポルトに対して91年生まれの右SBダニーロの獲得を移籍金1000万ユーロ(約14億円)でオファー済み。選手サイドにも年俸200万ユーロ(約2億8000万円)の5年契約を提示した模様だ。当分の間、延長交渉と後釜探しの二正面作戦が続くことになりそうだ。
一方、18歳のアルゼンチン人MFトマス・ポチェティーノ(ボカ・ジュニオルス)の獲得が近づいている。
ボカとの間では、買い取りオプション付きレンタル(移籍金150万ユーロ=2億1000万円)という条件で基本合意に達しており、本人はすでにイタリアに到着して祖先の出身地ソレントでパスポート取得の手続きを行なっている。12月4日にはトリノに移動してメディカルチェックを受ける予定だ。
最終的な移籍交渉は、12月半ばにボカのダニエル・アンジェリシ会長がイタリアを訪れる際に行なわれる見通し。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎