「全然レベルが違う」青森山田MF古宿理久が横浜FC加入内定で痛感した自身の現在地

カテゴリ:高校・ユース・その他

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb)

2019年09月22日

さっそく偉大な先輩からの刺激も

2020年シーズンからの横浜FC加入が内定している古宿。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 昨年度の選手権で日本一に輝き、現在、高円宮杯U-18プレミアリーグEASTで首位を走る実力校、青森山田高から今年は2名の逸材が来季からのプロ入りを決めた。
 
 そのなかのひとり。横浜FCへの加入が内定しているMF古宿理久は、左右の足から繰り出される長短を織り交ぜた正確なパスでゲームをコントロールする高校屈指のボランチだ。今夏のインターハイでは、チームは3回戦敗退となったものの、個人のプレーが評価され、大会優秀選手にも選出された。
 
 古宿は、横浜FCジュニアユースの出身。ユースへの昇格は叶わず、青森山田でプレーすることを選択したが、その後の活躍がスカウティングの目に留まり、再びプロとして横浜FCへの復帰を果たした。
 
「嬉しい気持ちはあるんですけど、今はまだチームがプレミアリーグという高体連最高の舞台で首位に立っているとき。ほかのプロだとかの気持ちにいってしまうのは我慢して、チームのために一生懸命やります」
 
 今はチームが最優先だと謙虚な姿勢を貫く古宿だが、加入が決まって以降、さっそく偉大な先輩から刺激を受けているという。
 
「カズさん(三浦知良)や松井さん(松井大輔)が言った一言で、チームが締まる時とかがあった。ベテランの選手っていうのは、言動が重くて、そういうのをしっかり学んでいきたいと思っています。
 
(プレー面でも)個々の強さだったり重さっていうのが結構あったんで、一つひとつのパスの精度もそうですし、オーラが違うというか、そういう部分だったら今の高校生と比べたら全然レベルも違うので、自分が得た収穫を良い方向に繋げられたら良いと思います」
 
 小さい頃からの夢だったJリーガー。そこに近づけば近づくほど、日々プロのレベルの高さを痛感する。だからこそ、さらに上の世界で通用するために、磨くべき自身の武器や、課題も明確に把握している。
 
「自分の長所はキックだったりゲームコントロールの部分で、攻撃に繋がるパスだったり、シュートを打つこともできるんで、そこの部分は精度をもっと上げるのもそうですし、自分のいまの課題である守備の部分の強度をもっと上げて、誰にも負けないぐらいのボール奪取能力だったり、対人の強さを磨かなければいけないと思います」
 
 最後に「1年目から出れるような選手になりたい」としっかりとした口調で目標を語ってくれた古宿。来シーズン、Jリーグの舞台でさらに成長した姿を見せてくれるはずだ。
 
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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