その場にいたデフライは「何も起こっていない」と一蹴
イタリアの一部メディアは9月19日、インテルのロメル・ルカクとマルセロ・ブロゾビッチが、チャンピオンズ・リーグ(CL)開幕戦であわや一触即発だったと報じている。
セリエAで開幕3連勝とリーグ単独首位に立ち、波に乗っていたインテル。だが、17日のスラビア・プラハとのCL初戦では、ホームにもかかわらず格下に苦戦。アディショナルタイムのゴールで1-1とかろうじて勝点1ポイントをもぎ取るに終わり、批判にさらされている。
そんななか、一部メディアは、ハーフタイムにルカクがチームを批判した際、ブロゾビッチが自分に対する攻撃と感じて反論し、両者がヒートアップしてケンカ騒ぎになったと報じたのだ。
セリエAで開幕3連勝とリーグ単独首位に立ち、波に乗っていたインテル。だが、17日のスラビア・プラハとのCL初戦では、ホームにもかかわらず格下に苦戦。アディショナルタイムのゴールで1-1とかろうじて勝点1ポイントをもぎ取るに終わり、批判にさらされている。
そんななか、一部メディアは、ハーフタイムにルカクがチームを批判した際、ブロゾビッチが自分に対する攻撃と感じて反論し、両者がヒートアップしてケンカ騒ぎになったと報じたのだ。
だが、イタリア・メディア『Sport Mediaset』によれば、この一件は、ケンカ騒ぎとは少々異なるものだったようだ。「少し激しい言い合いだったことは確かだが、これほど重要な試合のハーフタイムだけに、普通のことだ」と、両者が意見をぶつけ合ったことが尾を引くことはないだろうと伝えている。
さらに、欧州スポーツチャンネル『Sky Sports』も、アントニオ・コンテ監督が求めるプレーができておらず、勝つためにはそれが必要だと主張したルカクの意見は、チーム全体に向けたものであり、ミラン・シュクリニアルら賛同した選手たちもいたと報じた。
そして、ブロゾビッチだけが「個人攻撃と解釈して反論した様子」としたうえで、「互いを突き飛ばしたり、一触即発などということはなかった模様。ロッカールームの中で起きる多くのエピソードのひとつだ」と伝えている。
ちなみにチームメートのステファン・デフライは、『Sky Sports』のインタビューに応じて「そういうことを言う者は、ロッカーの中を知らない。何も起きていない」と一蹴したという。
”内紛騒動”は早々に終息しそうだが、スラビア・プラハ戦のパフォーマンスが低調だったことは事実だ。インテルは22日に予定されているセリエA次節、ミランとのダービーマッチで調子を取り戻せるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部