「えげつないの決めてくれた」浦和を跪かせた“アトム砲”にチームメイトは驚愕。指揮官もご満悦

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年09月14日

「トラップした瞬間、『打てるな』と」

驚愕のゴラッソでチームを勝利に導いた田中。「完璧だった」と振り返る。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ26節]浦和1-2C大阪/9月13日/埼玉スタジアム2002
 
 セレッソ大阪に勝利をもたらしたのは、71分から途中出場した田中亜土夢のひと振りだった。
 
 1-1の同点で迎えた84分、松田陸の横パスを受けた田中は、ペナルティアーク手前から右足を一閃。鮮やかなコントロールショットをゴール左隅に突き刺し、勝ち越し弾を奪ったのだ。
 
 迷わず振り抜いた渾身の一撃だった。
 
「リクが持った瞬間、クロスが入ると思ってか、ディフェンスもチームメイトも、みんな中に入ってくれたので、僕のところにポッカリ穴が空いて。トラップした瞬間、周りを見たら誰もいなくて、『打てるな』と。2テンポくらい時間がありました」
 
 シュートが放たれた瞬間は、まるで時が止まったかのようだった。リーグ屈指の守護神・西川周作すらをあざ笑うかのように鮮やかな一発を、本人も自画自賛。「完璧でしたね。前節もゴールを決めたくてどんどん打ちましたし、今日もそれを出そうと思っていました。同点という良いシチュエーションで投入されて、決めればヒーローになれると思ったので、そのとおりになって良かったです」と振り返る。
 このゴールをアシストした松田陸にとっても、予想を超えるものだったようだ。「もう一個前にクロスを入れようか、シュートを打とうか迷ったんですけど、亜土夢くんがフリーだったんで、パスを出した。そしたら、えげつないの決めてくれて」と笑った。

 ロティーナ監督もご満悦。「試合で出るたびに貢献してくれています。攻守において何をするべきか、チーム、試合の状況を理解して、やるべきことをやってくれています。その意味で、とても信頼している選手です」と称賛する。

 この日の主役になった田中はさらに、「残り試合も少ないですし、キヨ(清武弘嗣)がケガをして、みんなで戦わないといけない中で結果を出せたことは良かったです。これを続けていくことが大事ですし、良いアピールになりました。これからも選手同士でポジション争いをしていけば、チーム力も上がっていくと思います」と、レギュラー奪取に向けて手応えを語った。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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