「オカザキには再びマラガに戻ってくるコミットメントを…」
ラ・リーガ2部のマラガが、前代未聞の決断として物議を醸した日本代表FW岡崎慎司との契約解除について公式な見解を示した。
今夏の岡崎の去就は大きく揺れた。現地時間7月30日に「夢であった」というスペインの古豪マラガへ移籍したが、サラリーキャップ制度を導入しているラ・リーガから、既定の選手年俸の上限を超えていたマラガに対して、選手の登録を制限する処分が下されると状況は一変する。
クラブは現有戦力の売却に奔走したものの、移籍市場のデッドラインまでに問題の解決には至らず。結局、岡崎は9月2日にマラガとの契約解消を発表し、その3日後にマラガと同じセグンダに属するウエスカへの移籍を決めた。
わずか34日で新戦力との契約を打ち切ることになってしまったマラガは、現地時間9月5日に公式サイトで声明を発表し、「過去数日間、サポーターの一部から発せられた、この9月2日に閉まった移籍市場でのクラブの結果に対する批判に対し、我々は注意深く耳を傾けてきた」としたうえで、事態の釈明をした。
「実際、我々は新加入の選手を登録するために最大限の努力をし、会長がクラブのスタッフに適切な指示を出したという現実を、ファンの皆さんには知っておいてほしい。それは、オカザキやホセ・ロドリゲスのことを指している。二人を登録できなかったのは、マラガのせいではない。会長が望んだように、我々はできる限りのことをした。ラ・リーガは、我々が要件の変化に対応しようとしても、これらの登録をブロックし続けた」
今夏の岡崎の去就は大きく揺れた。現地時間7月30日に「夢であった」というスペインの古豪マラガへ移籍したが、サラリーキャップ制度を導入しているラ・リーガから、既定の選手年俸の上限を超えていたマラガに対して、選手の登録を制限する処分が下されると状況は一変する。
クラブは現有戦力の売却に奔走したものの、移籍市場のデッドラインまでに問題の解決には至らず。結局、岡崎は9月2日にマラガとの契約解消を発表し、その3日後にマラガと同じセグンダに属するウエスカへの移籍を決めた。
わずか34日で新戦力との契約を打ち切ることになってしまったマラガは、現地時間9月5日に公式サイトで声明を発表し、「過去数日間、サポーターの一部から発せられた、この9月2日に閉まった移籍市場でのクラブの結果に対する批判に対し、我々は注意深く耳を傾けてきた」としたうえで、事態の釈明をした。
「実際、我々は新加入の選手を登録するために最大限の努力をし、会長がクラブのスタッフに適切な指示を出したという現実を、ファンの皆さんには知っておいてほしい。それは、オカザキやホセ・ロドリゲスのことを指している。二人を登録できなかったのは、マラガのせいではない。会長が望んだように、我々はできる限りのことをした。ラ・リーガは、我々が要件の変化に対応しようとしても、これらの登録をブロックし続けた」
リーグへの不満を強調したマラガは、ウエスカに移った岡崎には、次のようなメッセージを送っている。
「一連の状況により、我々は重要な新加入選手を失った。オカザキの場合、クラブの利益に反して、彼が今シーズン中にプレーすることが出来る別のクラブへの参加のリクエストに答えるしかなかった。来シーズン、彼が再びマラガに戻ってくるというコミットメントに期待したい」
声明の最後を「クラブの目標を達成するために、たゆまぬ努力を続けていく。熱烈なマランギスタたちを失望はさせない」と力強く結んだマラガ。一連のドタバタ劇で失ったファンの信頼を取り戻せるだろうか……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部