「お互いをよく理解していた」とスペイン紙
バルセロナがベティスを5-2で下した8月25日のラ・リーガ第2節で、一躍脚光を浴びたのが、78分からピッチに立ったアンス・ファティだ。
リオネル・メッシをはじめ、ルイス・スアレス、ウスマンヌ・デンベレと攻撃に故障が続出し、フベニールA(U-18)から応急処置として招集された逸材は、これがトップチーム初出場。16歳9か月25日でのデビューは、クラブ史上2番目の若さだったにもかかわらず、積極果敢に仕掛けて惜しいシュートを放つなど、堂々たるプレーを披露した。
リオネル・メッシをはじめ、ルイス・スアレス、ウスマンヌ・デンベレと攻撃に故障が続出し、フベニールA(U-18)から応急処置として招集された逸材は、これがトップチーム初出場。16歳9か月25日でのデビューは、クラブ史上2番目の若さだったにもかかわらず、積極果敢に仕掛けて惜しいシュートを放つなど、堂々たるプレーを披露した。
そんな鮮烈なデビューを受けて、スペイン紙『MARCA』が取り上げたのが、このギニアビサウ出身の新鋭と、1学年上の久保建英の絡みだ。6年前、バルサのカンテラ(下部組織)で研鑽を積んでいたふたりは、前線でコンビを組んでいたという。
記事によると、2013年に、スペインで最も権威のある有名なカンテラのサマートーナメントで、久保のパスからファティがゴールを奪い、バルサは決勝で勝利。この夏、わずか1週間で、アロウサとグラナダで行なわれた2つのトーナメントを連覇したという。
その中心となっていたのがこのコンビで、「お互いをよく理解しており、驚異的なコンビネーションを見せていた」ようだ。記事はこう続けている。
「瞬く間に、ひとりはバルセロナでデビューし、もうひとりはジネディーヌ・ジダンの指揮の下、レアル・マドリーでプレシーズンを終えた後、プリメーラ(1部のマジョルカ)に降り立った。ふたりの友は、ライバルチームのシャツを着ることになったが、かつてはバルサで悪魔のようにプレーしていた」
『MARCA』紙は、象徴的な試合として、久保が奪取したボールを、ファティが決めたセルタ戦の動画を公開している。この試合で俊英ストライカーはハットトリックの活躍を見せたのだった。
ファティがすぐにトップチームに定着するのは難しいだろうが、両雄が遅かれ早かれプリメーラで対戦する機会が巡ってくるだろう。ちなみにマジョルカがバルサと対戦するのは12月上旬に開催予定の第16節だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
記事によると、2013年に、スペインで最も権威のある有名なカンテラのサマートーナメントで、久保のパスからファティがゴールを奪い、バルサは決勝で勝利。この夏、わずか1週間で、アロウサとグラナダで行なわれた2つのトーナメントを連覇したという。
その中心となっていたのがこのコンビで、「お互いをよく理解しており、驚異的なコンビネーションを見せていた」ようだ。記事はこう続けている。
「瞬く間に、ひとりはバルセロナでデビューし、もうひとりはジネディーヌ・ジダンの指揮の下、レアル・マドリーでプレシーズンを終えた後、プリメーラ(1部のマジョルカ)に降り立った。ふたりの友は、ライバルチームのシャツを着ることになったが、かつてはバルサで悪魔のようにプレーしていた」
『MARCA』紙は、象徴的な試合として、久保が奪取したボールを、ファティが決めたセルタ戦の動画を公開している。この試合で俊英ストライカーはハットトリックの活躍を見せたのだった。
ファティがすぐにトップチームに定着するのは難しいだろうが、両雄が遅かれ早かれプリメーラで対戦する機会が巡ってくるだろう。ちなみにマジョルカがバルサと対戦するのは12月上旬に開催予定の第16節だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部