「ゲームを豊かにした」
ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属する鎌田大地が、8月11日に行なわれた国内カップ、DFBポカールの予選1回戦マンハイム戦で2トップの一角で先発出場。今季公式戦初出場で初ゴールを挙げ、5-3の勝利に貢献した。
この試合には鎌田とともに、長谷部誠もリベロで先発出場。だが、3部のクラブを相手に、3分、11分と立て続けにゴールを許し、2点をリードされてしまう。その後、21分に鎌田がこぼれ球をボレーで叩き込み、45+1分にはフィリップ・コスティッチがゴールを決め、2-2で前半を折り返した。だが、72分には3点目を奪われて逆転を許してしまう。
追いかける展開で気を吐いたのがアンテ・レビッチだ。76分、81分、88分と12分間でハットトリックを達成するという、劇的な展開で勝利をもぎ取った。
鎌田はゴール以外にも、CK、FKのキッカーとしてもチャンスを創出した。現地紙『Frankfurter Neue Presse』は「この勝利を支えたキーマンは、間違いなくカマダだ」と、そのプレーを絶賛している。
この試合には鎌田とともに、長谷部誠もリベロで先発出場。だが、3部のクラブを相手に、3分、11分と立て続けにゴールを許し、2点をリードされてしまう。その後、21分に鎌田がこぼれ球をボレーで叩き込み、45+1分にはフィリップ・コスティッチがゴールを決め、2-2で前半を折り返した。だが、72分には3点目を奪われて逆転を許してしまう。
追いかける展開で気を吐いたのがアンテ・レビッチだ。76分、81分、88分と12分間でハットトリックを達成するという、劇的な展開で勝利をもぎ取った。
鎌田はゴール以外にも、CK、FKのキッカーとしてもチャンスを創出した。現地紙『Frankfurter Neue Presse』は「この勝利を支えたキーマンは、間違いなくカマダだ」と、そのプレーを絶賛している。
「プレシーズン中に間違いなく、チームでその地位を高めたのは日本人の鎌田だ。23歳のMFはベルギーから戻って以来、アディ・ヒュッター監督が『去年の彼からは見違えた』とコメントするほど、周囲を驚かせ続けている。
若い日本人選手がブンデスで定位置を掴むことは非常に難しい。だが、フランクフルトでの彼の地位は著しく向上した。スピード、テクニック、そして広い視野で彼は試合内容を豊かにする」
また、現地紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』によれば、試合後の会見でヒュッター監督は「この試合の勝者はレビッチだ」と勝利の立役者を称えた後、公式戦初ゴールを決めた鎌田についてもこう語ったという。
「彼は自分がどのように動くべきか、どうすることで相手に脅威を与えられるかということをよく考えて動いていたと思う。その姿に、感銘を受けたよ」
ブンデスリーガは現地時間8月16日に開幕し、フランクフルトは17日、ホームにホッフェンハイムを迎える。今季開幕戦で鎌田が先発出場する可能性も、高まってきたと言えそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部