「AZは最高のスタートを切った」
現地時間8月4日、エールディビジの第1節が行なわれ、今夏に名古屋グランパスからAZに渡った19歳の菅原由勢がフル出場。フォルトゥナ・シッタルトに対して初ゴールを叩き込み、4-0の完勝に貢献した。
菅原は背番号26を背負い、4-3-3の右SBで先発。先日行われたヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦で途中出場し、新天地での公式戦デビューを果たしていたが、これがリーグ戦初出場となった。
前半から積極的な攻め上がりを見せた菅原は、3-0とリードして迎えた84分に待望の初ゴールをマーク。チームの勝利を決定づける4点目を叩き込んだ19歳の新星に、ホームスタジアムに集ったサポーターは熱狂し、盛大な拍手を送った。
この一戦を、オランダ紙『De Telegraaf』は「驚異的な勝利だ」と讃えている。
「アルネ・スロット監督が率いるAZが、まさか4点差で開幕戦に勝利するとは、誰が予想していただろう? もし予期していたとしたら、その人物はクレイジーだと笑われたはずだ。だが、3点をリードし、ユキナリ・スガワラが4点目を鮮やかに決めた際、スタジアムのサポーターたちは勝利を確信し、”俺たちがリーグトップだ”と歌い始めた。
そう、1試合を終えて、彼らはヘーレンフェーンと並んで(得失点差で)リーグトップに躍り出るという最高のスタートを切ったのだ」
菅原は背番号26を背負い、4-3-3の右SBで先発。先日行われたヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦で途中出場し、新天地での公式戦デビューを果たしていたが、これがリーグ戦初出場となった。
前半から積極的な攻め上がりを見せた菅原は、3-0とリードして迎えた84分に待望の初ゴールをマーク。チームの勝利を決定づける4点目を叩き込んだ19歳の新星に、ホームスタジアムに集ったサポーターは熱狂し、盛大な拍手を送った。
この一戦を、オランダ紙『De Telegraaf』は「驚異的な勝利だ」と讃えている。
「アルネ・スロット監督が率いるAZが、まさか4点差で開幕戦に勝利するとは、誰が予想していただろう? もし予期していたとしたら、その人物はクレイジーだと笑われたはずだ。だが、3点をリードし、ユキナリ・スガワラが4点目を鮮やかに決めた際、スタジアムのサポーターたちは勝利を確信し、”俺たちがリーグトップだ”と歌い始めた。
そう、1試合を終えて、彼らはヘーレンフェーンと並んで(得失点差で)リーグトップに躍り出るという最高のスタートを切ったのだ」
また、現地紙『Noordhollands Dagblad』は、このように菅原を称賛した。
「守備陣のラインナップにおいて、ジョナス・スベンソンがケガのために間に合わなかったため、変更が余儀なくされた。しかし、これによってスガワラ、ニックネーム『ユキ』はリーグデビューを飾ることができた。
19歳の日本人選手は、名古屋グランパスから1年間のレンタルでAZに来た。すでに彼はプレシーズンの間に、すっかりAZファンの心を盗んでいる。今シーズンの終わりに、保有元のクラブ(名古屋)は彼を手放さざるを得ないだろう」
19歳にして堂々たるデビューを果たした菅原。地元サポーターも、「素晴らしく攻撃的なディフェンダーだ」「ユキ、よくやったよ!」と祝福の声を寄せている。
AZは現在、ヨーロッパリーグの本選に出場するための予選に参加しており、8月8日には予選3回戦の第1レグでマリウポル(ウクライナ)と対戦する。
リーグ初戦で完勝した勢いのままに、ELでも快進撃を続けることができるか。菅原の躍動にも注目が集まりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部