日産自動車株式会社は７月26日、銀座のNISSAN CROSSINGにて、イングランドのマンチェスター・シティの選手を招き、ファンイベント『NISSAN×MCFC Coming to Japan』を開催した。
 
　約100人のファン・サポーターの大歓声とともに登壇したのは、ケビン・デ・ブルイネ、ラヒーム・スターリング、ジョン・ストーンズの３選手。最初の挨拶で、デ・ブルイネは「これほどたくさんの人に集まっていただいて、本当に嬉しい。昨日、夜遅くに香港から到着して、東京は初めてだけど、素晴らしい街なので、時間があればぜひ、少し見て回りたい」と話せば、スターリングは「日本はすごくきれいな街」と印象を語り、ストーンズは「非常に温かく迎えてくれて、ありがとうございます。今回のツアーを東京で終えることができて嬉しい」と感謝を口にした。
 
　宿泊先のホテルから会場までは、2018年のミニバン販売台数ナンバーワンに輝いた、100％モーター駆動の日産のセレナに乗って移動。その乗り心地について、ストーンズは「とても速いね」とコメントした。
 
　日本サッカーについては、「実は、日本のサッカーはあまり知らないが、ヴィッセルにはスペインの選手がいるよね」と答えたベルギー代表のデ・ブルイネは、「みなさんにとっては良いことではなかったかもしれないけど、去年、日本代表とも試合をして」と、昨夏のロシア・ワールドカップにも言及。日本は初のベスト８進出を懸けてベルギーと対戦。２-２で迎えた終了間際に、ベルギーの“高速カウンター”で３点目を奪われて、悔しい敗戦を喫している。
 
　デ・ブルイネはその高速カウンターに絡んでいたひとりで、司会者から「あなたが速く走るから、みんな失望したんですよ。速すぎるんです！」と言われると、柔和な笑みを浮かべながら「ソーリー」と応じ、会場の笑いを誘った。
 
　27日には、横浜F・マリノスとのフレンドリーマッチ（会場：日産スタジアム／キックオフ：19時30分）が控える。試合に向けた意気込みをサイン色紙にしたためるようリクエストされると、デ・ブルイネは『HAVE Fun and Win』（「楽しんで、勝つ。このように戦いたい」）、スターリングは『Score Goals』（「得点する。次のシーズンに向けて準備を整えている時ですが、きちんと準備を整えて試合に臨みたい」）、ストーンズは『Conceed No Goals！』（「私はDFなので、守備が大事。ゴールを決めさせない、そして勝つ」）と書き綴った。
 
　トークショーの後は、プレゼント企画やフォトセッションが行なわれ、イベントは終了。なお、試合当日の27日（12時30分～13時30分）には、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで、マンＣのレジェンドであるポール・ディコフ氏と横浜の波戸康広アンバサダーによるトークセッションも開催。同イベントでは来場者との交流アトラクションやフォトセッション、プレゼント企画が予定されている。詳細は下記WEBサイトでチェックだ！
 
＜日産グローバル本社ギャラリーウェブサイト＞
https://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/
 
取材・文●広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）

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