「普段から積極的に練習に加わっている」
プレシーズンツアーのために来日中のチェルシーの指揮官フランク・ランパードが行なったハードワークが話題を呼んでいる。
今月19日に川崎フロンターレとの「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」に臨むも、試合終了間際にレアンドロ・ダミアンに決勝弾を奪われて、0-1と敗れたチェルシー。試合後にランパード監督は、「内容に満足している」と気丈に振る舞ったが、日本で1勝もできぬまま、帰国するのは避けたいところだろう。
そんななか、今晩(23日)に行なわれるバルセロナ戦の勝利に向けてブルース(チェルシーの愛称)の指揮官は、並々ならぬ意欲を見せている。
今月19日に川崎フロンターレとの「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」に臨むも、試合終了間際にレアンドロ・ダミアンに決勝弾を奪われて、0-1と敗れたチェルシー。試合後にランパード監督は、「内容に満足している」と気丈に振る舞ったが、日本で1勝もできぬまま、帰国するのは避けたいところだろう。
そんななか、今晩(23日)に行なわれるバルセロナ戦の勝利に向けてブルース(チェルシーの愛称)の指揮官は、並々ならぬ意欲を見せている。
22日にチェルシーの公式ツイッターは、街中を軽快にランニングするランパード監督の姿を動画で公開。付随していた投稿文によれば、なんと、コーチ陣を引き連れ、練習場から宿泊するホテルまでの約9kmを走って戻ったという。
自身の理想とするサッカーについて、「エネルギッシュでスピード感に満ち溢れたスタイル」と語っていたランパード監督だけに自らに厳しい負荷をかけることで、選手たちへハイスタンダードを示した格好だ。
この振る舞いについて、アシスタントコーチのジョディ・モリスは、英紙『Daily Mail』の取材に対し、「彼は普段から積極的に練習に加わっている」とコメント。さらに自身のインスタグラムでは「フランクは復帰を画策しているよ」と、チームの先頭に立って、階段を使ったトレーニングを行なう指揮官の姿を冗談交じりに紹介してもいる。
2001年から在籍したチェルシーで公式戦600試合以上に出場し、クラブの歴代最多得点記録(211得点)を樹立した“鉄人”は、誰よりも遅くまで居残る練習の虫としても有名だったが、そのスタンスは、2年前に現役を離れ、指導者となった今も、変わらないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部