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ハノーファーの新指揮官が原口元気に”愛のムチ”? 「そんなことをいつまでも続けるな!」と叱られた理由は?

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年07月03日

「もっとスピードを上げろ!」

昨季はリーグ戦24試合に出場し、ノーゴールに終わった原口。今のところ移籍の噂は浮上していない。 (C) Getty Images

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 昨シーズンのブンデスリーガを17位で終え、2部降格が決まったハノーファーがドイツで始動した。同クラブに所属する原口元気は日本からドイツに戻り、新シーズンに備えてクラブのトレーニングに参加している。

 そんななか、練習試合で原口に対し、新監督に就任したミルコ・スロムカから檄が飛んだようだ。ドイツ紙『BILD』や現地メディア『Sportbuzzer』が報じている。

「練習試合に出場していたハラグチに対して、スロムカは激しく声を飛ばした。ハラグチがボールを保持した際、サイドでダイレクトにボールをはたかず、モタモタしたからだ。それを見たスロムカは『なぜダイレクトでプレーしない! そんなことをいつまでも続けるな!』と叫んだ。この一声は、原口のプレーにいい効果をもたらし、その後は見違えるような、良いプレーをするようになった」

 試合後、スロムカは「ハラグチだけを標的にしたわけではない。だが、彼はあの後から非常によく反応し、積極的に、熱心にプレーするようになったと思う。我々が求めているのは速さだ。皆がそれを意識して、プレーに反映してくれることを期待している」と語っている。

 『Sportsbuzzer』はこの一連の様子を「スロムカはチームにスピードを求めている。ハラグチはプレースピードの欠如を指摘されたが、指揮官の要求は彼を奮起させるだろう」と綴った。

 原口は2部降格に伴い、移籍を希望していると報じられている。ただ、ハノーファーとは2021年6月末までの契約を残しており、違約金や給与面での条件が高すぎるため、受け入れ先が見つからないと伝える現地メディアもある。

 原口について、「これが彼にとってラストチャンスにはならない」と語った指揮官。発奮を期待しての厳しい一言だったのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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