「遅らせることはできる」
ブラジルで開催されているコパ・アメリカ(南米選手権)は、現地時間7月2日に準決勝の1試合目が行なわれ、アルゼンチンと開催国ブラジルの両雄が激突する。
ブラジル側の前日会見にはチッチ監督とチアゴ・シウバが出席し、大一番に向けた意気込みを語った。英公共放送『BBC』などの海外メディアが報じている。
ふたりはともに、「やはり警戒すべきはリオネル・メッシだ」と語り、T・シウバは次のようにコメントしたようだ。
「誰もが知っているように、メッシは世界一のプレーヤーだ。僕らは間違いなく彼をマークし、ボールを持った時にはよりいっそう注意を払わなければならない。試合中に歩いていることもあるけど、反撃のために必要なスペースを常に探しているんだ。フィールド上で再び対戦できるのは、とてもうれしい。だが、僕らは彼にブレーキをかけるために努力する。そして、タイトルを獲りたい」
また、チッチ監督も「アルゼンチンはメッシや(セルヒオ・)アグエロといった個の力に頼っていると思われがちだが、チームとしても成熟している。我々もメッシの力を完全に消すことはできないが、遅らせることはできる。それがチームワークだ」と対策を明かした。
ブラジル側の前日会見にはチッチ監督とチアゴ・シウバが出席し、大一番に向けた意気込みを語った。英公共放送『BBC』などの海外メディアが報じている。
ふたりはともに、「やはり警戒すべきはリオネル・メッシだ」と語り、T・シウバは次のようにコメントしたようだ。
「誰もが知っているように、メッシは世界一のプレーヤーだ。僕らは間違いなく彼をマークし、ボールを持った時にはよりいっそう注意を払わなければならない。試合中に歩いていることもあるけど、反撃のために必要なスペースを常に探しているんだ。フィールド上で再び対戦できるのは、とてもうれしい。だが、僕らは彼にブレーキをかけるために努力する。そして、タイトルを獲りたい」
また、チッチ監督も「アルゼンチンはメッシや(セルヒオ・)アグエロといった個の力に頼っていると思われがちだが、チームとしても成熟している。我々もメッシの力を完全に消すことはできないが、遅らせることはできる。それがチームワークだ」と対策を明かした。
一方のアルゼンチンはリオネル・スカローニ監督が出席。母国メディア『MUNDO ALBICELESTE』がその様子を伝えた。
41歳の青年指揮官は、「アグエロを先発メンバーに入れるつもりだ」と明言。さらに、こう続けている。
「ご存じの通り、ブラジルは優勝候補で、彼らはホームで戦うことができる。だが、サポーターの応援はある意味、プレッシャーにもなりうる。我々は挑戦者の立場だ。だが、負けるつもりはない。全員がトロフィー獲得を望んでいる」
準決勝の会場となるミネイロンは、5年前のブラジル・ワールドカップのセミファイナルが行われたスタジアム。そう、ブラジルがドイツに1-7と歴史的大敗を喫した“因縁の地”だ。
再びドラマが起こるのかーー。南米の強豪同士が激突する大一番に、世界中のメディアも注目している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部