ベネズエラの主砲を連動した守りで封殺!
現地時間6月28日、コパ・アメリカの準々決勝が行なわれ、グループA2位のベネズエラとグループB2位のアルゼンチンが対戦した。
勝てば、開催国ブラジルとの対戦となるこのカード。その立ち上がりは、攻勢を強めたアルゼンチンが主導権を握り、10分に均衡を破る。メッシが蹴った左からのCKからファーサイドにいたアグエロがダイレクトシュート。これをエリア内中央にいたL・マルティネスが合わせてゴールネットを揺らした。
L・マルティネスの2試合連続弾で、幸先よく先手を取ったアルゼンチンは、直後からややギアを上げたベネズエラに対して、果敢なフォアチェックと局面での肉弾戦で応戦。今大会の開幕からあまり見られなかった“激しい”戦いぶりを見せつけて、主導権を渡さなかった。
その後も相手の主砲ロンドンを巧みに抑え込んだアルゼンチンは、ベネズエラに枠内シュートを打たせずに危なげなく試合を進め、1点のリードを保って前半を終えた。
勝てば、開催国ブラジルとの対戦となるこのカード。その立ち上がりは、攻勢を強めたアルゼンチンが主導権を握り、10分に均衡を破る。メッシが蹴った左からのCKからファーサイドにいたアグエロがダイレクトシュート。これをエリア内中央にいたL・マルティネスが合わせてゴールネットを揺らした。
L・マルティネスの2試合連続弾で、幸先よく先手を取ったアルゼンチンは、直後からややギアを上げたベネズエラに対して、果敢なフォアチェックと局面での肉弾戦で応戦。今大会の開幕からあまり見られなかった“激しい”戦いぶりを見せつけて、主導権を渡さなかった。
その後も相手の主砲ロンドンを巧みに抑え込んだアルゼンチンは、ベネズエラに枠内シュートを打たせずに危なげなく試合を進め、1点のリードを保って前半を終えた。
迎えた後半も主導権を握ったのはアルゼンチンだった。前半と同様に連動した動き出しから積極的に仕掛けると、早々の48分にL・マルティネスが決定機を迎えるなど、優位性を保ち続けた。
一方、ビハインドを背負うベネズエラも、少しずつボールを持てるようになったものの、持ち味のサイドアタックが相手の連動した守りに良さを消され、最前線で構えるエースのロンドンが活かすことができず……。70分にはエルナンデスがようやく決定的な枠内シュートを放ったが、相手守護神アルマーニの好守に阻まれた。
大ピンチを凌いだアルゼンチンは、74分に貴重な追加点をもぎ取る。ディ・マリアが敵陣でボールを奪ってからデ・パウルへと繋ぎ、ラストパスを受けたアグエロがエリア外から強烈なシュート。これを相手GKファリーニェスが弾き、最後はロ・チェルソが押し込んだ。
喉から手が出るほどに欲しかった追加点を奪って、精神的にも余裕が生まれたアルゼンチンは、85分すぎてからパワープレーを講じたベネズエラを難なくかわして、2-0でタイムアップの瞬間を迎えた。
全員が連動した動きを90分間に渡って通し続け、内容でも相手を凌駕する好ゲームを演じ、ベスト4進出を果たしたアルゼンチン。現地時間7月2日に行なわれる宿敵ブラジルとの準決勝へ勢いと自信を持って臨めそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部