メッシのPK弾で追いついたアルゼンチンだったが…。
現地時間6月19日にコパ・アメリカのグループBの第2節が行なわれ、アルゼンチンとパラグアイが対戦した。
開幕カードでコロンビアに0-2と敗れたアルゼンチンは、その試合からセルヒオ・アグエロとアンヘル・ディ・マリアに代えて、ラウタロ・マルティネスとロベルト・ペレイラを起用。グループ突破に向けてテコ入れを図った。
ただ、この日も、セレステ・イ・ブランコの戦士たちは、第1節と同様に精彩を欠く。ボールポゼッションこそ相手を上回ったものの、自陣にどっしりと構えたパラグアイの堅牢を攻めあぐねて、持たされるだけの展開が続いた。
そして、37分にパラグアイが均衡を破る。ハーフウェーライン付近からミゲル・アルミロンが左サイドを易々と突破。エリア内に鋭いクロスボールを送り込むと、マイナスから走り込んできたリカルド・サンチェスが右足を豪快に振り抜いてゴール右下隅を射抜いたのだ。
我慢強く耐え、ついには最初の枠内シュートをねじ込んで先手を取ったパラグアイ。かたや相手の術中にハマったアルゼンチンは、その後も反撃の糸口を見いだせないまま、ハーフタイムを迎えることになった。
結局、前半はメッシのFKによる1本のみと、オープンプレーからのシュートがゼロに終わったアルゼンチンは、後半開始とともにペレイラを下げてアグエロを送り込んで攻撃的に仕掛ける。
開幕カードでコロンビアに0-2と敗れたアルゼンチンは、その試合からセルヒオ・アグエロとアンヘル・ディ・マリアに代えて、ラウタロ・マルティネスとロベルト・ペレイラを起用。グループ突破に向けてテコ入れを図った。
ただ、この日も、セレステ・イ・ブランコの戦士たちは、第1節と同様に精彩を欠く。ボールポゼッションこそ相手を上回ったものの、自陣にどっしりと構えたパラグアイの堅牢を攻めあぐねて、持たされるだけの展開が続いた。
そして、37分にパラグアイが均衡を破る。ハーフウェーライン付近からミゲル・アルミロンが左サイドを易々と突破。エリア内に鋭いクロスボールを送り込むと、マイナスから走り込んできたリカルド・サンチェスが右足を豪快に振り抜いてゴール右下隅を射抜いたのだ。
我慢強く耐え、ついには最初の枠内シュートをねじ込んで先手を取ったパラグアイ。かたや相手の術中にハマったアルゼンチンは、その後も反撃の糸口を見いだせないまま、ハーフタイムを迎えることになった。
結局、前半はメッシのFKによる1本のみと、オープンプレーからのシュートがゼロに終わったアルゼンチンは、後半開始とともにペレイラを下げてアグエロを送り込んで攻撃的に仕掛ける。
布陣を4-4-2から4-3-3に変更し、前半になかった迫力が出始めたアルゼンチンは、50分にL・マルティネスがエリア内でクロスバー直撃のシュートを放った。すると、この際にショットブロックをしたパラグアイのDFイバン・ピリスのハンドがVARの末に判定されてPKのジャッジが下る。これをメッシが難なく決めて、試合を振り出しに戻した。
VARによってタイスコアに戻したアルゼンチンだったが、61分にニコラス・オタメンディがPKを献上。この大ピンチに守護神のフランコ・アルマーニがデルリス・ゴンサレスのシュートを横っ飛びでセーブして難を免れた。
窮地を脱したアルゼンチンは67分にL・マルティネスを下げて、アンヘル・ディ・マリアを投入。より攻勢を強めて、相手を再び自陣に釘付けにしたが、ラストプレーの精度を欠いて、シュートチャンスまで至らない状態が続いた。
頼みのメッシにボールを集中させるアルゼンチンに対し、タイトな寄せで応戦して相手エースを難なく抑え込むパラグアイ。明らかな余裕を持ち、より明確にプレーしていたのは後者だった。
その後も守りありきでプレーするパラグアイを攻めあぐねたアルゼンチンは、最後まで相手の守備網を突き破れずに時間を浪費。その結果、1-1でのドローで勝点1を拾うにとどまった。
今大会で最初の勝点を得たアルゼンチンはグループ3位に浮上したものの、2位パラグアイの後塵を拝しており、自力突破は消滅した。もしも、カタールとの最終節で引き分け以下の結果に終われば、1983年大会以来となるグループリーグ敗退の可能性がある。
全員が手探り状態でプレーしている感が否めずに混迷を極めているアルゼンチン。果たして、南米の雄はこのまま沈んでいってしまうのだろうか……。カタールとの注目の第3戦は現地時間6月23日(日本時間24日)に行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
VARによってタイスコアに戻したアルゼンチンだったが、61分にニコラス・オタメンディがPKを献上。この大ピンチに守護神のフランコ・アルマーニがデルリス・ゴンサレスのシュートを横っ飛びでセーブして難を免れた。
窮地を脱したアルゼンチンは67分にL・マルティネスを下げて、アンヘル・ディ・マリアを投入。より攻勢を強めて、相手を再び自陣に釘付けにしたが、ラストプレーの精度を欠いて、シュートチャンスまで至らない状態が続いた。
頼みのメッシにボールを集中させるアルゼンチンに対し、タイトな寄せで応戦して相手エースを難なく抑え込むパラグアイ。明らかな余裕を持ち、より明確にプレーしていたのは後者だった。
その後も守りありきでプレーするパラグアイを攻めあぐねたアルゼンチンは、最後まで相手の守備網を突き破れずに時間を浪費。その結果、1-1でのドローで勝点1を拾うにとどまった。
今大会で最初の勝点を得たアルゼンチンはグループ3位に浮上したものの、2位パラグアイの後塵を拝しており、自力突破は消滅した。もしも、カタールとの最終節で引き分け以下の結果に終われば、1983年大会以来となるグループリーグ敗退の可能性がある。
全員が手探り状態でプレーしている感が否めずに混迷を極めているアルゼンチン。果たして、南米の雄はこのまま沈んでいってしまうのだろうか……。カタールとの注目の第3戦は現地時間6月23日(日本時間24日)に行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部