評価した久保のストロングポイントは?
現役時代は“ヘリコプター”の愛称を持ち、マルセロ・サラスとの“ササ・コンビ”でチリ代表を牽引したイバン・サモラーノ氏がチリのテレビ局の解説者としてコパアメリカを取材している。日本とチリの一戦が行なわれる前日の6月16日、サモラーノ氏を筆者が直撃すると久保建英について、思いもかけない言葉が返ってきた。
「レアル・マドリードと契約した選手もいるぐらいだし、アジアのサッカーは成長している」とチリ人記者らの囲み取材でこう語っていたサモラーノ氏。では、実際の久保について、どんな認識を持っているのか囲みが解けた後、訊いてみた。
「もちろん、久保のことは知っている。すごく良いプレーをしているね。あの若者は非常に良い才能を持っているし、将来性もあると思っているよ。レアル・マドリードは彼の将来性を買ったんだと思っている。僕が見るところ、メンタル面がすごくしっかりしているように見える」
「レアル・マドリードと契約した選手もいるぐらいだし、アジアのサッカーは成長している」とチリ人記者らの囲み取材でこう語っていたサモラーノ氏。では、実際の久保について、どんな認識を持っているのか囲みが解けた後、訊いてみた。
「もちろん、久保のことは知っている。すごく良いプレーをしているね。あの若者は非常に良い才能を持っているし、将来性もあると思っているよ。レアル・マドリードは彼の将来性を買ったんだと思っている。僕が見るところ、メンタル面がすごくしっかりしているように見える」
ここまでは、抽象的な言葉が並ぶ典型的な社交辞令に聞こえるが、サモラーノ氏が久保を高評価する根拠が欲しい。「貴方は彼のプレーをチェックしたのか」と尋ねてみると、「当然だよ。ネット上の動画で、バルセロナ時代と最近のプレーは見たね。すごく興味深かったね」
では、サモラーノ氏が感じた久保のストロングポイントとは?
「ズバリ、スピードだ。それもDFと対峙した1対1の場面でのそれだ」
「日本のメッシ」としてブラジルでも注目を集め始めている18歳には、チリを代表するかつてのクラック(名手)も熱い視線を送っている。
取材・文●下薗昌記(サッカーライター)
では、サモラーノ氏が感じた久保のストロングポイントとは?
「ズバリ、スピードだ。それもDFと対峙した1対1の場面でのそれだ」
「日本のメッシ」としてブラジルでも注目を集め始めている18歳には、チリを代表するかつてのクラック(名手)も熱い視線を送っている。
取材・文●下薗昌記(サッカーライター)