「もっともっと個人個人が迫力を持っていかないといけない」
[J1第15節]鹿島 2-0 C大阪/6月14日/カシマ
前半のあるシーン、ボランチの三竿健斗が二度追い、三度追いで敵陣深くまでボールを追いかける。結局、そこで奪うことはできなかったが、直後、味方のほうを振り返り、両腕を上げて、何かを訴えかけるようなしぐさを見せたのが印象的だった。
「もっと行かなければいけないし、本当に、見ている人もストレスが溜まるような守備をしていたと思うので。そこで、なんかきっかけを作れたらなと思って奪いに行きました」
失点こそしなかったが、前半は劣勢を強いられる時間帯が長かった。高い位置からの守備が思うようにハマらず、苦しい戦いを余儀なくされた。
三竿は、主に守備面の“不具合”をどうにかしたかった。
「行くならもっと勢いを持っていかないといけないし、迫力がなかった。周りについてきてほしいって、自分の姿勢で見せたけど……そこで話し合って、セットしてから守備をしようというふうにして、その修正力は良かったと思う。でも、もっともっと個人個人が迫力を持っていかないといけないと思う。なんとなく守備をするのではなくて」
攻撃の強度を上げた後半に2得点し、最終的には2-0の完封勝利を収められた。それでも、三竿はまるで満足はしていない。「まだまだ、やらなければいけないことはあります」と表情を引き締め、さらなる改善と向上を誓った。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
前半のあるシーン、ボランチの三竿健斗が二度追い、三度追いで敵陣深くまでボールを追いかける。結局、そこで奪うことはできなかったが、直後、味方のほうを振り返り、両腕を上げて、何かを訴えかけるようなしぐさを見せたのが印象的だった。
「もっと行かなければいけないし、本当に、見ている人もストレスが溜まるような守備をしていたと思うので。そこで、なんかきっかけを作れたらなと思って奪いに行きました」
失点こそしなかったが、前半は劣勢を強いられる時間帯が長かった。高い位置からの守備が思うようにハマらず、苦しい戦いを余儀なくされた。
三竿は、主に守備面の“不具合”をどうにかしたかった。
「行くならもっと勢いを持っていかないといけないし、迫力がなかった。周りについてきてほしいって、自分の姿勢で見せたけど……そこで話し合って、セットしてから守備をしようというふうにして、その修正力は良かったと思う。でも、もっともっと個人個人が迫力を持っていかないといけないと思う。なんとなく守備をするのではなくて」
攻撃の強度を上げた後半に2得点し、最終的には2-0の完封勝利を収められた。それでも、三竿はまるで満足はしていない。「まだまだ、やらなければいけないことはあります」と表情を引き締め、さらなる改善と向上を誓った。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)