発端はアマチュアリーガーの戦績にあり
現代サッカー界における“神”を自称するズラタン・イブラヒモビッチが、アマチュア選手に投げかけた辛辣な言葉が話題を呼んでいる。
昨年3月にマンチェスター・ユナイテッドからアメリカのMLSの名門ロサンゼルス・ギャラクシーに電撃移籍したイブラヒモビッチ。そのデビューシーズンで27試合・22ゴール・10アシストという圧倒的成績を残してリーグMVPを受賞するなど、健在ぶりを遺憾なく発揮した。
迎えた今シーズンも12試合で11ゴールと得点を量産し続けている生けるレジェンドは、今月2日に自身のインスタグラムで、オランダのアマチュアリーグに属するAFCアムステルダムのフィリップ・ヘスに次のようなメッセージを発信した。
「よお、フィリップ。ズラタンだ。20試合でゼロゴールなんだってな。なんてザマだよ。そんなの聞いたことねぇぞ。もし、ゴールの仕方を学びたいなら、俺のサッカースクールで教えてやるよ。あぁ、酷い気分なのは想像できる。俺ならサッカーをやめるかもしれない。でも、それが正しいかもな。とにかくグッドラック! クソみたいな結果は残すなよ」
らしさ全開で“イブラ節”を炸裂させた元スウェーデン代表FW。だが、一体なぜ、アマチュアリーグの選手にメッセージを送ったのか? オランダ紙『NOS』が詳報を紹介している。
昨年3月にマンチェスター・ユナイテッドからアメリカのMLSの名門ロサンゼルス・ギャラクシーに電撃移籍したイブラヒモビッチ。そのデビューシーズンで27試合・22ゴール・10アシストという圧倒的成績を残してリーグMVPを受賞するなど、健在ぶりを遺憾なく発揮した。
迎えた今シーズンも12試合で11ゴールと得点を量産し続けている生けるレジェンドは、今月2日に自身のインスタグラムで、オランダのアマチュアリーグに属するAFCアムステルダムのフィリップ・ヘスに次のようなメッセージを発信した。
「よお、フィリップ。ズラタンだ。20試合でゼロゴールなんだってな。なんてザマだよ。そんなの聞いたことねぇぞ。もし、ゴールの仕方を学びたいなら、俺のサッカースクールで教えてやるよ。あぁ、酷い気分なのは想像できる。俺ならサッカーをやめるかもしれない。でも、それが正しいかもな。とにかくグッドラック! クソみたいな結果は残すなよ」
らしさ全開で“イブラ節”を炸裂させた元スウェーデン代表FW。だが、一体なぜ、アマチュアリーグの選手にメッセージを送ったのか? オランダ紙『NOS』が詳報を紹介している。
同紙によれば、AFCアムステルダムで25年に渡ってプレーしているというヘスは、今シーズンのアマチュアリーグでFWでありながら無得点に終わった。そんな散々な結果を残した点取り屋に発破をかけようとチームメイトたちが、イブラヒモビッチをはじめとする著名なプロサッカー選手たちに協力を依頼。これに興味を持ったスターたちからインスタグラムを通じてメッセージが相次ぐ運びとなったという。
イブラヒモビッチの他にも、ルート・フリットやパトリック・クライファート、ロナルド・デブールといったオランダ・サッカー界のレジェンドたちや現役選手からビデオメッセージを送られた本人は、同国のラジオ局『Radio1』の番組内で、大事に発展したチームメイトたちのいたずらに、次のように語っている。
「まったく困ったもんだよ……(笑)。だってあれだけの大物たちからメッセージを貰ってなんて返したらいいかなんてわからないでしょ? でも、悪いのは僕なんだ。だからこの夏は20ゴールを決められるように訓練するつもりだよ。クライファートからは良いトレーニング方法を聞いたから、それを取り入れようと思っているし、イブラヒモビッチのサッカースクールに通うのもありだね」
さらに「もしも、来年も得点できなかったら引退する」と公約も打ち立てたヘス。そのパフォーマンスに引き続き注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部