５月25日、ガラタサライの本拠地トゥルク・テレコム・スタディウムは熱狂のるつぼと化した。リーグと国内カップの二冠を達成したチームを称えるべく、昨年に続いて５万大観衆との優勝セレモニーを実施。日本代表DF長友佑都も最前線で活躍した。
 
　セレモニー後に長友は自身のインスタグラムを更新し、まずはひとつの動画を掲載。ガラタサライのメンバー一人ひとりがコールされてお披露目される場面で、日本のダイナモは入場曲にお気に入りのFunky monkey babys「ヒーロー」を選択した。父親への愛とリスペクトを込めた名曲で、特大の日章旗を羽織りながら、１歳３か月になる愛息の手を引いてゆっくりと登場している。
 
　なんともほのぼのとしたシーンだが、さすがは盛り上げ役、それだけでは終わらない。ひとりのチームメイトが突然長友親子に斬りかかる。これをパパが抜刀してものの見事に退治する小芝居を打ったのだ。去年も大ウケだった侍パフォーマンスを復活させ、スタンドから大歓声を浴びた。
 
　この動画を観たフォロワーからは絶賛のコメントが殺到。「日本のサムライ！日本の誇りです！」「いいですね！なんか感動する！」「この曲ピッタリですね！カッコいいパパ」「なんて素晴らしいサッカー人生！」「心あたたまる素晴らしいパフォーマンス」といった書き込みのほか、炎が上がって大歓声が起こってもまるで動じない長男に対しては、「堂々としてるバンビーノが凄い！」「息子はきっと将来大物になるね！」「全然泣かないバンビーノくん、素晴らしい」と、驚きの声が届いている。

 

　さらに長友は優勝トロフィーを手にした記念ショットも公開。妻で女優の平愛梨さんと息子との３ショット写真をアップし、こちらも大きな反響を呼んでいる。
 
　ガラタサライで２年目となるシーズンを終え、帰国の途につく長友。すぐさま日本代表に合流し、６月上旬に開催されるキリンチャレンジカップに臨む。公私ともに充実の元気印がどんなパフォーマンスを披露するのか、実に楽しみだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部