「アイツはいかさま師だ!」元フランス代表のV戦士がスアレスを痛烈批判!一体なぜ?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月12日

「バルサが負けてよかった」

フランスのW杯初優勝に貢献したルバフ(左)。スアレス(右)を酷評した理由とは?(C)Getty Images

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 バルセロナのウルグアイ代表FW、ルイス・スアレスをこき下ろしたのが、元フランス代表DFのフランク・ルバフだ。

 ストラスブールやチェルシーで活躍し、1998年のフランス・ワールドカップでは母国の初優勝に貢献した名CBは5月11日、フランスのスポーツ専門チャンネル『RMC Sport』の番組に出演。スアレスを痛烈に批判したようだ。スペイン紙『AS』などが伝えている。

 バルサがリバプールに大逆転負けを喫したチャンピオンズ・リーグの準決勝・第2レグについて問われたルブーフは、次のようにコメントした。

「バルセロナは好きだけど、ルイス・スアレスのことを考えると、決勝に進まなくて良かったよ」

 そして、そう言及した理由について、次のように語っている。
 
「ああいう選手は尊敬できないね。たしかに、素晴らしいプレーヤーだし、実績も申し分ない。だけど、アイツはいかさま師で、クレーマーだ。あんな選手を評価することはできないし、若者にとって悪い見本でしかない。

(10年の)ワールドカップのガーナ戦でハンドをして、(それで得たPKをガーナが外し)大喜びしていた。相手選手に“噛みついた”ことも2回ある。その“被害者”たちが、意外と冷静だったのには驚いたね。私だったら、あらゆる手を使って退場に追い込んだだろう」

 ストライカーとしての能力は言うまでもなく超一流ながら、スアレスはピッチ上でたびたび物議を醸してきた。

 そのひとつが、10年の南アフリカW杯準々決勝のガーナ戦で犯したハンドだ。1-1で突入した延長戦の終了間際、スアレスは敵の決定的なシュートを故意に手を使って阻止。自身は一発レッドで退場したものの、ガーナがPKを外し、ピッチの脇で大喜びをしたのだった。結局、PK戦の末にウルグアイがベスト4へと駒を進めたこともあり、このハンドは議論を呼んだ。

 ルバフがニ度の“噛みつき”と指弾しているのは、リバプール時代の2013年にチェルシーのブラニスラフ・イバノビッチ、14年ブラジルW杯でイタリア代表のジョルジョ・キエッリーニに噛みついた件だろう。

 また、DFとの駆け引きの中で、ピッチ上に倒れてレフェリーにファウルを要求するシーンも少なくない。ルバフの目には、そのような一連の振る舞いが「非紳士的」と映り、我慢ならなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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