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【ACL】「ここ数年で最大の混乱」「チャンスは一握り」前回王者・鹿島の敗北に海外メディアは厳しい評価

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月09日

「ポゼッションで上回り、試合を支配していたはずが…」

マレーシアでのアウェー戦に挑んた鹿島の選手たち。引き分け以上でGS突破が決まるという条件での一戦だった。 (C) Getty Images

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 アジア・チャンピオンズリーグ(以下、ACL)のグループステージ第5節、グループEのジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)対鹿島アントラーズの一戦は5月8日、ジョホールの本拠地で行なわれ、鹿島が0-1で敗れた。 

 それまで白星のなかったジョホールが、前回王者を破る金星。『FOX Sports』アジア版は「ジョホールは歴史を作った!」と銘打ち、大々的に報じている。

「ジョホールは最初から最後までプレッシングサッカーを維持することができ、定期的に鹿島のゴールを脅かし、アジア・チャンピオンが落ち着くことを許さなかった。それでもゴールは奪えず、鹿島も攻撃陣がミスを続けた。

 こうした展開が続いていた69分、FWシャフィク・アフマドは鹿島の迷路のような守備網を駆け抜け、この試合唯一のゴールを決めた。その後も彼らは1点で満足することなく、鹿島を脅かし続けた。アジア王者が生み出したチャンスは一握りだったのに対し、ジョホールは歴史を創造したのだ」

 さらに、AFC公式サイトはこの一戦を「ここ数年で最大の混乱。前回王者は2週間後までGS突破の可否を待たされる事態になった」と評し、鹿島の戦いぶりには厳しい評価を下している。

「ジョホールは前回王者の鹿島に勝利し、彼らのグループ首位突破を阻み、GS敗退が疑われる状況に追いやった。大岩剛監督が率いた鹿島は、ポゼッション6割でジョホールを上回り、データ上では試合を支配していた。それにもかかわらず、敗北の理由をミスのせいにしなければならなかった。

 レオ・シルバやセルジーニョはチャンスを決め切るべきだったし、絶好機で放った遠藤康のシュートはクロスバーに当たっただけ。伊藤翔は試合終了目前にシュートをGKの腕に当てて失敗。アフメドにゴールを奪われた際には、犬飼智也の踏み込みが甘く、これまで勝利の立役者となっていた守護神クォン・スンテの壁が打ち砕かれた」

 この敗北によって鹿島はグループ2位以下が決定。勝点7で2位につけているが、3位の慶南FC(韓国)との差はわずか2ポイントであり、最終節の結果次第ではGS敗退の可能性もある。

 最終節は5月22日に行なわれ、鹿島は首位通過を決めた山東魯能(中国)とホームで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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