殊勲弾の佐々木、そして野上らの守備陣に賛辞が
5月8日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の第5節が各地で行なわれた。前節を終えた時点でグループF首位のサンフレッチェ広島は、2位の広州恒大(中国)と対戦し、1-0で競り勝った。
この結果により、広島はグループ1位抜けが確定し、2014年以来5年ぶりとなるACL決勝トーナメント進出が決まった。
AFC公式サイトは広島の勝利を、「中国でACLを制したことのある"元・王者"に一度は敗れた広島が、今度は彼らを苦しめた」と驚きも交えて報じている。
広州恒大は、ブラジル代表MFのパウリーニョや、FWガオ・リンら中国代表の主力を擁し、2013年、2015年と二度に渡ってACLを制した強豪クラブだ。現在は元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ監督が率いており、広島はGS1節で対戦した際には0-2で敗れていた。
この結果により、広島はグループ1位抜けが確定し、2014年以来5年ぶりとなるACL決勝トーナメント進出が決まった。
AFC公式サイトは広島の勝利を、「中国でACLを制したことのある"元・王者"に一度は敗れた広島が、今度は彼らを苦しめた」と驚きも交えて報じている。
広州恒大は、ブラジル代表MFのパウリーニョや、FWガオ・リンら中国代表の主力を擁し、2013年、2015年と二度に渡ってACLを制した強豪クラブだ。現在は元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ監督が率いており、広島はGS1節で対戦した際には0-2で敗れていた。
だがこの日の勝利で、そんな初戦の印象が塗り替えられたようだ。AFC公式は以下のようにレポートしている。
「広島は敗北した初戦の戸惑いが嘘のように、試合開始直後から気合の入ったプレーを披露した。城福浩監督のもと攻守に躍動し、15分に佐々木翔が決めた1点を守り切った。さらに、ホームに乗り込んできたアウェーチームを苦しめた。
そして広州恒大は、あまりの広島の勢いに戸惑い、前半は持ち味を発揮できずに終わる。1点を追う後半に攻撃的なチームらしく怒涛の攻撃を見せたが、広島のCB野上結貴の身体を張った素晴らしいブロックなど堅固な守備陣に阻まれた。時間が経つにつれ、広州恒大の攻撃陣はいら立ちを隠すことができていなかった」
この敗北により、広州恒大はグループ3位に順位を下げた。2位の大邱FC (韓国)とのポイント差はわずか1だが、GS突破が叶うかどうかの瀬戸際に追い込まれている。
5戦で4勝1敗と好成績を収めてGS突破を決めた広島。最終節は5月22日、本田圭佑が所属する豪州のメルボルン・ビクトリー(4位/1分4敗)とアウェーで対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部