アジア通記者は「”カタールの巨人”だ」
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ5節で、グループCのアル・ドゥハイル(カタール)は、エステグラル(イラン)と本拠地アザディスタジアムで対戦。1-1の引き分けに終わった。
勝点1を積み上げたことで、アル・ドゥハイルは決勝トーナメント進出を決めている。“死の組”と呼ばれたグループで見事に突破を決めた選手たちに、地元メディアは概ね称賛を送っている。
現地紙『Gulf Times』は、「正直なところアル・ドゥハイルはもっと簡単に勝利するかと思われたが、敵地で苦戦していた」と評した。そのうち、先発出場した中島翔哉については「好機を創出していた。77分には、エル・アラビとのワンツーで抜け出し、GKと1対1のシーンを迎えた。GKに阻まれたが、非常に惜しかったシーンのひとつ」と名前を挙げて称えた。
カタール地元紙『The Peninsula』も「アル・ドゥハイルはドローでGS突破が決まった。中島は素晴らしいパスやシュートがあったが、ゴールを決め切れなかった」としながらも、「決勝トーナメント進出を一番乗りで決める快挙」と称賛した。
さらに、敵国イランの『Tehran Times』紙も、「アル・ドゥハイルは非常に優れたチームだ」と賛辞を送っている。
勝点1を積み上げたことで、アル・ドゥハイルは決勝トーナメント進出を決めている。“死の組”と呼ばれたグループで見事に突破を決めた選手たちに、地元メディアは概ね称賛を送っている。
現地紙『Gulf Times』は、「正直なところアル・ドゥハイルはもっと簡単に勝利するかと思われたが、敵地で苦戦していた」と評した。そのうち、先発出場した中島翔哉については「好機を創出していた。77分には、エル・アラビとのワンツーで抜け出し、GKと1対1のシーンを迎えた。GKに阻まれたが、非常に惜しかったシーンのひとつ」と名前を挙げて称えた。
カタール地元紙『The Peninsula』も「アル・ドゥハイルはドローでGS突破が決まった。中島は素晴らしいパスやシュートがあったが、ゴールを決め切れなかった」としながらも、「決勝トーナメント進出を一番乗りで決める快挙」と称賛した。
さらに、敵国イランの『Tehran Times』紙も、「アル・ドゥハイルは非常に優れたチームだ」と賛辞を送っている。
エステグラルのほか、アル・ヒラル(サウジアラビア)やアル・アイン(UAE)といった各国のトップチームが集結したこのグループCにおいて、アル・ドゥハイルの快進撃を予見していたのが、『Fox Sports』アジア版のガブリエル・タン記者だ。
まだ3節終了時点の4月22日、タン記者は同メディアのマレーシア版の取材に対して、アル・ドゥハイルの決勝トーナメント進出を“予言”していた。
「彼らが好調なことに驚きはない。もともと西アジアのクラブのうち、アル・ドゥハイルは注目銘柄だった。新たにルイ・ファリアという指揮官を迎え、アジアカップで得点王に輝き優勝の原動力となったアルモエズ・アリ、ユベントスからメディ・ベナティア、そして日本代表の中島翔哉が加わった。彼らがトップパフォーマンスに至れば、“カタールの巨人”は勝ち上がってくる」
そのアジア通記者の見立て通り、1節を残して勝ち抜けを決めたアル・ドゥハイルは。決勝トーナメントでも”台風の目”になれるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部