５月６日、「2019東京国際ユース（U-14）サッカー大会」４日目が駒沢オリンピック公園総合運動場で行なわれた。
 
　大会最終日となったこの日は、各トーナメントで決勝戦や順位決定戦が実施された。ボカジュニアーズとパルメイラスの南米対決となった決勝戦は、パトリノ、アートスが奪った２ゴールでパルメイラスが勝利。今大会無失点と、堅実なパフォーマンスを見せたパルメイラスが前回大会に続いて２連覇を達成した。
 
　また日本勢の最高位を懸けて争われた５位決定戦では、FC東京と東京都トレセン選抜が対戦。24分、28分と立て続けにゴールネットを揺らし、後半も勢いそのままに得点を重ねた東京都トレセン選抜が４－０で快勝した。なお、５位の東京都トレセン選抜は同時にフェアプレー賞も受賞している。
 
　今年も将来有望なユース年代の選手たちが頂点を目指し、熱い戦いを繰り広げた。この世代にとって国を越えて様々なチームと試合ができるということは貴重であり、順位に関わらず選手たちが得るものは多かったはずだ。今大会で得た経験を糧にさらなる飛躍に期待したい。
 
　大会最終日の試合結果は以下の通り。

【２次ラウンド】
５月６日（月・振休）の試合結果
 
●第１トーナメント（１次ラウンド各組１位）
＜決勝＞
ボカジュニアーズ（ブエノスアイレス／アルゼンチン） ０－２ パルメイラス（サンパウロ／ブラジル）／15：00／駒沢陸上競技場
得点者／ボ＝なし パ＝パトリノ（13分）、アートス（28分PK）
 
＜３位決定戦＞
カイロ選抜（エジプト） １(6PK5)１ FCソウル（ソウル／韓国）／13：00／駒沢陸上競技場
得点者／カ＝M・ザアルーク（30＋１分） F＝ミン・シヨン（56分）
 
●第２トーナメント（１次ラウンド各組２位）
＜５位決定戦＞
FC東京 ０－４ 東京都トレセン選抜／11：10／駒沢第二球技場
得点者／F＝なし 東＝水越柾臣（24分）、小宮績己（28分）、貴田遼河（33分PK）、山崎湘太（36分）
 
＜７位決定戦＞
ベルリン選抜（ドイツ） １－２ チェルタノヴォ（モスクワ／ロシア）／11：10／駒沢補助競技場
得点者／ベ＝C・オヌオハ（50分） チ＝R・セレブリャンスキー（15分PK）、D・アントシペロフ（53分）
 

●第３トーナメント（１次ラウンド各組３位）
＜９位決定戦＞
パリ選抜（フランス） ２－３ トッテナム（ロンドン／イングランド）／12：50／駒沢第二球技場
得点者／パ＝M・ヴィルランス（29分）、L・ゴルヴェ（39分） ト＝J・ドンリー（10分、52分）、A・ピーソルド（60＋２分）
 
＜11位決定戦＞
ジャカルタ選抜（インドネシア） ３－０ 東京都中体連選抜／12：50／駒沢補助競技場
得点者／ジ＝A・アブドルマナン（７分）、E・デルマワン（９分）、A・エサ・アフマド（16分） 東＝なし
 
●第４トーナメント（１次ラウンド各組４位）
＜13位決定戦＞
東京ヴェルディ ４－１ 柏レイソル／14：30／駒沢第二球技場
得点者／東＝栗原 大（４分、33分）、白井亮丞（30分、58分） 柏＝近野伸大（34分）
 
＜15位決定戦＞
宮城県選抜 ５－３ ニューサウスウェールズ選抜（オーストラリア）／14：30／駒沢補助競技場
得点者／宮＝衣川藍斗（５分）、有賀丈陽（26分）、梅津瑛智（28分）、佐藤颯生（43分）、高橋隼之輔（54分） ニ＝M・キング（25分）、B・ブーンストラ（42分）、O・キャスカート（57分）
 
●第５トーナメント（１次ラウンド各組５位）
＜17位決定戦＞
三高FC（北京／中国） ４－０ 岩手県選抜／９：30／駒沢第二球技場
得点者／三＝フォン・ズージュン（５分、27分、33分）、ジャン・ハウコン（15分） 岩＝なし
 
＜19位決定戦＞
福島県選抜 ０－２ 茨城県選抜／９：30／駒沢補助競技場
得点者／福＝なし 茨＝加野旺大（27分）、坂入龍昇（46分）


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