番記者が選ぶ、平成のサガン鳥栖ベスト11! J1昇格を果たした"11年メンバー"が中心。川前や新居らも選びたかったが…

カテゴリ:Jリーグ

荒木英喜

2019年04月30日

ハードワークを重んじるユン・ジョンファン監督の下で躍進!

荒木氏が選出した平成の鳥栖ベスト11

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【ベスト11選出理由】
 J1昇格を果たしたメンバーを中心に選出したため、比較的最近の選手が多くなった。川前、シュナイダー、新居、藤田祥など苦しい時期を支えた選手たちも挙げたかったが、泣く泣く断念。
 
【サガン鳥栖の平成史】
 クラブ存続の危機に瀕していた鳥栖フューチャーズを受け継ぐような形で、97年に創設された。ホームタウンの鳥栖市の人口は7万強と、Jクラブの本拠地の中でもっとも少ない。J加盟当初は成績も芳しくなく、03年にはJ2で年間3勝という当時のワースト記録を作ってしまった。
 

 チーム状況が好転し始めたのは、04年に松本育夫が監督の座に就いてからだ。11年には、その松本の下でプレーしていたユン・ジョンファンが指揮官として復帰。この年に豊田陽平、キム・ミヌ、藤田直之といった若い力が推進力となり、J2で2位に入って念願のJ1昇格を勝ち取った。
 
 J1初年度は降格候補筆頭という戦前の見立てを覆し、残留どころか、J1初挑戦のチームとしては過去最高の5位でフィニッシュ。前線の豊田をターゲットにしてセカンドボールを丹念に拾いチャンスを作り出す攻撃、身体を張った守備、相手を圧倒する走力を武器に勝ち星を積み上げた。
 
 これ以降、一度も降格することなくJ1を舞台に戦い続けている。18年夏には元スペイン代表の大物フェルナンド・トーレスを獲得。現状に甘んじることなく常に上を目指し、着実に成長を続けている。
 
文●荒木英喜(フリーライター)
 
『サッカーダイジェスト』5月9日号(4月25日発売)では、Jリーグ厳選20クラブの平成30年史を特集。番記者が選んだ「平成ベストイレブン」のほか「平成5大ニュース」「名勝負ベスト3」などをお届け。

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