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ナポリFWが投げ入れたユニがサポーターからまさかの返却!指揮官は「選手たちは落胆していた…」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月29日

「非の打ち所がなかったのに」

ナポリでの300試合出場を飾ったカジェホン。チームも勝利したにもかかわらず……。(C)Getty Images

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 ナポリは4月28日、セリエA第34節でフロジノーネに敵地で2-0と勝利した。同じ日の試合でミランが敗れたことで、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)出場(4位以内)が確定。クラブは公式ツイッターで「10年連続で欧州の舞台を戦うイタリアで唯一のチーム」と誇った。

 だが、カルロ・アンチェロッティ監督が就任した今シーズンのナポリは、CLグループステージ敗退に加え、コッパ・イタリアやヨーロッパリーグでもベスト8で敗退。また、リーグ戦では優勝したユベントスに18ポイントも離され、不本意な結果に終わったとの見方も少なくない。

 それだけに、一部のサポーターは不満を募らせている。フロジノーネ戦の前には、クラブやアンチェロッティ監督を批判する横断幕が本拠地サン・パオロの外などに掲げられた。

 さらに、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、試合後には、ホセ・マリア・カジェホンがスタンドに投げ入れたユニホームが、サポーターに投げ返されるという“事件”も発生した。カジェホンはこの日、ナポリでの通算300試合出場を達成していた。

 報道によれば、同じくスタンドに投げ入れられたファビアン・ルイスのユニホームは、別のサポーターが受け取っている。決定機を外す場面もあったカジェホンに対する不満から、ファンはユニホームを受け取らなかったのだろうか。

 ただ、選手のユニホームをファンが投げ返すというのは、穏やかではない。カルロ・アンチェロッティ監督は「選手たちは落胆していたよ。私も驚いている」と、サポーターの行動を嘆いた。

「この選手たちを責めるにしても、プロ意識の高さや努力を責めることだけはできないはずだ。今シーズンだけじゃない。彼らは近年、非の打ち所がなかった。まったく驚きだよ」
 
『Sport Mediaset』のアンケートでは、8000人以上のユーザーのうち、55パーセントがこのサポーターの行動は「正しくない」と支持しなかった。

 ちなみに、ナポリの先制点をあげたドリース・メルテンスは、セリエAで通算81点目をマーク。クラブのレジェンド、ディエゴ・マラドーナに並び、歴代3位タイに浮上している。

 そのメルテンスは、カジェホンのユニホームが投げ返された際、サポーターに「なぜだ?」と説明を求めていたという。熱狂的なことで知られるナポリのファンは、シャツを投げ返した“仲間”の行動をどう思っているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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