R・マドリーが最下位ラージョにまさかの完封負け!残留争いはますます混沌に…

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年04月29日

守りに入らずアグレッシブに

23分にエンバルバがPKを決める。ラージョが主導権を握った。(C)Getty Images

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 現地時間4月28日に開催されたラ・リーガ35節で、3位のレアル・マドリーが、最下位の20位に沈むラージョ・バジェカーノと対戦した。

 開始5分、マドリーはショートコーナーからマルセロが右足で強烈なシュートを放つも、GKアルベルト・ガルシアにセーブされる。

 最初にビッグチャンスが訪れたのはラージョだった。17分、マリオ・スアレスのパスを受けたホセ・ポソがGKティボー・クルトワと1対1となるも、これは決めきれない。

 迎えた22分、左サイドからのクロスに合わせようとしたハビ・ゲラがヘスス・バジェホに倒される。一度は流されたものの、VAR判定でホームチームがPKを獲得。これをアドリアン・エンバルバが落ち着いて決めて先制する。

 チームのここ8ゴールをすべて決めているカリム・ベンゼマを故障で欠くマドリーは、なかなか決定機を作り出せない。

 38分には、そのベンゼマの代役としてCFで先発したマリアーノ・ディアスが抜け出し、ループシュートでネットを揺らすも、オフサイドで取り消しとなる。
 
 後半も守りに入らず、アグレッシブなサッカーを展開するラージョは56分、ベベが得意のミドルでゴールを脅かす。クルトワのセーブに阻まれたものの、会場を盛り上げる。

 その後もマドリーに攻撃の形を作らせず、ピンチといえば69分にガレス・ベイルが蹴ったFKぐらいだった。

 結局、虎の子の1点を守りきったラージョが1-0で勝利。降格回避に望みを繋げる勝点3を挙げ、残留争いはますます混沌した状況となった。

 一方、主砲の不在が響いたマドリーは精彩を欠き、2試合連続のノーゴールに終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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