「ヘイトスピーチ」にも言及
パリ・サンジェルマンのマキシム・シュポ=モティングは、4月7日に開催されたリーグ・アン第31節ストラスブール戦で、13分に先制点をあげたものの、その後あろうことか味方の決定的チャンスを阻んでしまう。
1-1で迎えた28分、クリストファー・ヌクンクのループシュートが無人のゴールに向かっていたにもかかわらず、このカメルーン代表FWは、ライン上でこのボールを“クリア”。ボールはポストに当たり、ストラスブールの選手へ渡った。
勝ち越しのチャンスを逸したパリSGは、2-2のドローで試合を終え、本拠地パルク・デ・プランスのファンの前で優勝を決めることができなかった。
試合後に謝罪したシュポ=モティングだが、批判や揶揄する声は絶えない。10日、選手は自身のインスタグラムで「浮き沈みがあるのが人生だ。起きたことは変えられない。でも、より良くしようと努めるのは確かだ」とメッセージを発している。(『ESPN』より)
「失望させてしまった人には申し訳なく思う。でも、人はミスをするものだ。スポーツではなおさらだよ。ネガティブなことが続くのを見るのは悲しい。とくに、メディアが人々を洗脳しているのはね」
「僕はパリSGというクラブが大好きだ。サポーターの前でゴールを決めたときは素晴らしい気分だった。残念ながら、それから大きなミスをしてしまい、すべて忘れ去られてしまったけどね」
さらに、シュポ=モティングは、「僕を罵倒してヘイトスピーチする人たちが、いい気分になり、自分たちの人生で『平穏』や『幸せ』を見つけられるように願っている」と皮肉ったうえで、真摯にサポートしてくれるファンには感謝の意を表わした。
「いつも僕を支えてくれる人たちや、ミスは起こり得るものだと分かっている人たちには、感謝して、大きな敬意を払いたい。僕は全力を出し続ける」
1-1で迎えた28分、クリストファー・ヌクンクのループシュートが無人のゴールに向かっていたにもかかわらず、このカメルーン代表FWは、ライン上でこのボールを“クリア”。ボールはポストに当たり、ストラスブールの選手へ渡った。
勝ち越しのチャンスを逸したパリSGは、2-2のドローで試合を終え、本拠地パルク・デ・プランスのファンの前で優勝を決めることができなかった。
試合後に謝罪したシュポ=モティングだが、批判や揶揄する声は絶えない。10日、選手は自身のインスタグラムで「浮き沈みがあるのが人生だ。起きたことは変えられない。でも、より良くしようと努めるのは確かだ」とメッセージを発している。(『ESPN』より)
「失望させてしまった人には申し訳なく思う。でも、人はミスをするものだ。スポーツではなおさらだよ。ネガティブなことが続くのを見るのは悲しい。とくに、メディアが人々を洗脳しているのはね」
「僕はパリSGというクラブが大好きだ。サポーターの前でゴールを決めたときは素晴らしい気分だった。残念ながら、それから大きなミスをしてしまい、すべて忘れ去られてしまったけどね」
さらに、シュポ=モティングは、「僕を罵倒してヘイトスピーチする人たちが、いい気分になり、自分たちの人生で『平穏』や『幸せ』を見つけられるように願っている」と皮肉ったうえで、真摯にサポートしてくれるファンには感謝の意を表わした。
「いつも僕を支えてくれる人たちや、ミスは起こり得るものだと分かっている人たちには、感謝して、大きな敬意を払いたい。僕は全力を出し続ける」
シュポ=モティングがミスした際、ベンチで愕然とした表情を見せていた同僚のキリアン・エムバペも、ツイッターで「がんばれ、シュポ=モティング」と、エールを送った。
「今シーズン、僕は君よりも多くのミスをしてきた。僕たちが団結したグループであることは変わらない。最後まで僕らは君をサポートするよ」
14日に開催される第32節で2位のリールと対戦するパリSGは、引き分け以上でリーグ制覇が決まる。汚名返上を期すシュポ=モティングは、チームを優勝に導く活躍を見せられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「今シーズン、僕は君よりも多くのミスをしてきた。僕たちが団結したグループであることは変わらない。最後まで僕らは君をサポートするよ」
14日に開催される第32節で2位のリールと対戦するパリSGは、引き分け以上でリーグ制覇が決まる。汚名返上を期すシュポ=モティングは、チームを優勝に導く活躍を見せられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部