現地紙は「パーフェクト」と称賛
現地時間4月6日に行なわれたブンデスリーガ第28節で、長谷部誠が所属するフランクフルトは、シャルケと対戦し、2-1で勝利。長谷部は公式戦15試合連続のフル出場を達果たし、チームは公式戦無敗記録を「15」に伸ばしている。
アンテ・レビッチのゴールで先制するも追いつかれ、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにPKで勝ち越しての勝利。14位のシャルケに苦戦を強いられたが、地元紙『Frankfurter Rundschau』は、「難しい試合を勝ち切った」と評し、この試合におけるベストプレーヤーにDFジェルソン・フェルナンデスと長谷部の名前を挙げている。
「今日ほど長谷部の価値を痛感する日はなかっただろう。リーダーとしてチームを導いていた。最終ラインからチームを押し上げ、攻守を切り替えるスイッチの役割を果たした。フランクフルトで最も多いタッチ数(83)を記録し、67本中65本のパスを成功させている。パーフェクトだ」
アンテ・レビッチのゴールで先制するも追いつかれ、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにPKで勝ち越しての勝利。14位のシャルケに苦戦を強いられたが、地元紙『Frankfurter Rundschau』は、「難しい試合を勝ち切った」と評し、この試合におけるベストプレーヤーにDFジェルソン・フェルナンデスと長谷部の名前を挙げている。
「今日ほど長谷部の価値を痛感する日はなかっただろう。リーダーとしてチームを導いていた。最終ラインからチームを押し上げ、攻守を切り替えるスイッチの役割を果たした。フランクフルトで最も多いタッチ数(83)を記録し、67本中65本のパスを成功させている。パーフェクトだ」
ドイツ紙『BILD』も「不動のディフェンスリーダーは最も多いボールアクションを記録し、その信頼は揺るぎない。67分、81分にミスからピンチを招いたが、試合が終わってみれば深刻な危険ではなかった」と「3」の評価を与えている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
だが、本人にとっては納得のいく試合ではなかったようだ。
長谷部は試合後、『BILD』の取材に対して「正直に言う。僕はチャンピオンズ・リーグ(CL)に行きたいと言ったけれど、今日の僕らはとてもその舞台に立てるようなチームではなかった」と反省を口にしている。また、決勝点を決めたルカ・ヨビッチも「今日の僕らは最悪だった。なぜかって? 分からないよ。だけど3ポイントを獲得した、それは確かだ」と肩をすくめていたという。
内容はともかく、勝点3を獲得したフランクフルトは、CL出場圏内の4位をキープ。3位のRBライプツィヒとは3ポイント差のままだが、5位ボルシアMGとの勝点差は4に広げている。
現地時間4月11日には、ヨーロッパリーグの準々決勝・第1レグで、ポルトガルの強豪ベンフィカと激突。その後、14日にはホームでアウクスブルクと対戦する。無敗記録をどこまで伸ばせるか……。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部