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「はっきり言って、薬物中毒と同じ!」サウサンプトン指揮官がサッカー選手の“TVゲーム依存”に苦言!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月29日

匿名の英国人選手の告白が発端に。

テレビゲームに依存する選手たちが増えている現状に苦言を呈した、サウサンプトンの熱血漢・ハーゼンヒュットル監督。 (C) Getty Images

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 はたして、悪しき問題は解決されるのだろうか。

 現地時間3月31日のブライトン戦に向けた記者会見に臨んだサウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、「強制しなければならない」と、選手たちがテレビゲームをやり過ぎる習慣に苦言を呈した。

 英公共放送『BBC』によれば、指揮官がこのような発言をした発端となったのは、イングランド下部リーグでプレーする匿名選手が、ゲームを長時間プレーしたことで「キャリア崩壊の危機に直面している」と告白したことにあった。

 これを受け、「由々しき問題だ」と口にしたハーゼンヒュットルは、サウサンプトンの前に指揮を執っていたRBライプツィヒでも、テレビゲームを夜通しプレーする選手たちがいたことを明かしている。

「前のクラブでも、テレビゲームの問題に頭を悩ませていた。選手たちは試合当日の午前3時まで遊んでいる状況だった。だからアウェーに遠征をした時は、ホテルのWi-Fiを切断していた」
 
 現在率いているサウサンプトンでは、「今のところ問題ない」と語るハーゼンヒュットルだが、「キャプテンや数人の選手たちと連絡を取り合っている」と常に監視体制を築いているという。そして、51歳の熱血漢は、“ゲーム依存症”が深刻な問題になりうると危機感を募らせた。

「国が『病気だ』と認めない以上は、我々が積極的に選手たちを保護していかないといけない。これは小さな問題ではないよ。はっきり言って、アルコール依存症や薬物中毒になるのと同じだと思っている。だから、私はこの問題についてこれからも積極的な姿勢を取っていく。その理由は、私がピッチ外でも選手を守らなければならないからであり、それは24時間、彼らを見ていなければならないということを意味するんだ」

 昨今、様々なデバイスが増えたことでテレビゲームも進化。その結果、熱中しすぎてしまう人々も増加の一途をたどっている。その問題に苦言を呈したハーゼンヒュットルの声は、状況改善を図るためのキッカケとなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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