部屋にユニホームを飾るほどの…。
3月20日、イタリアのミラノ近郊で、51人の中学生を乗せたバスが運転手の男にハイジャックされる事件が起きた。最終的には無事に解放されたが、そのきっかけとなったのは、男に没収された携帯電話を取り戻し、父親に連絡したある中学生の勇気ある行動だった。
この中学生、ラミ君が自分のファンだと知ったユベントスのパウロ・ディバラは、恐怖の中で勇気ある行動に出た少年に感動したようだ。アルゼンチン代表のキャンプ地から、Whatsappを通じて少年の父親にボイスメッセージを送ったという。イタリア衛星放送『Sky Sport』が伝えている。
ユーベの10番は、「チャオ、ラミ。僕はパウロ・ディバラだ。君が何をしたかを知って、メッセージを送らせてもらった。本当に英雄だ」と、その勇敢さに賛辞を寄せた。
「君が僕のユニホームを持っていると聞いたよ。会って話がしたい。スタジアムに招待したいんだ。試合を観てほしい。君はすごいよ」
この呼びかけに、ラミ君は「チャオ、パウロ。あなたは僕のお気に入りの選手です。あなたがいるから、僕はユベントスを応援しているんです」という喜びのメッセージで応えた。
「部屋には、あなたのユニホームが飾ってあります。僕の夢は、早くあなたに会って、一緒に素晴らしい一日を過ごすことです。信じられない!! 少しでも早く会いたいです」
この中学生、ラミ君が自分のファンだと知ったユベントスのパウロ・ディバラは、恐怖の中で勇気ある行動に出た少年に感動したようだ。アルゼンチン代表のキャンプ地から、Whatsappを通じて少年の父親にボイスメッセージを送ったという。イタリア衛星放送『Sky Sport』が伝えている。
ユーベの10番は、「チャオ、ラミ。僕はパウロ・ディバラだ。君が何をしたかを知って、メッセージを送らせてもらった。本当に英雄だ」と、その勇敢さに賛辞を寄せた。
「君が僕のユニホームを持っていると聞いたよ。会って話がしたい。スタジアムに招待したいんだ。試合を観てほしい。君はすごいよ」
この呼びかけに、ラミ君は「チャオ、パウロ。あなたは僕のお気に入りの選手です。あなたがいるから、僕はユベントスを応援しているんです」という喜びのメッセージで応えた。
「部屋には、あなたのユニホームが飾ってあります。僕の夢は、早くあなたに会って、一緒に素晴らしい一日を過ごすことです。信じられない!! 少しでも早く会いたいです」
逮捕された犯人の男は15年前にイタリアの市民権を取得した移民で、昨今の移民政策に対する不満が犯行動機とされている。ちなみに、ラミ君も親がエジプト人の移民だ。
今回の事件を受け、ラミ君はイタリア市民権の取得を希望しているという。その希望が叶うかどうかは、まだ分からない。だが、大好きなディバラに会うという夢は、本人に招かれるという最高の形で実現することになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
今回の事件を受け、ラミ君はイタリア市民権の取得を希望しているという。その希望が叶うかどうかは、まだ分からない。だが、大好きなディバラに会うという夢は、本人に招かれるという最高の形で実現することになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部