「オレたちにワンダ・ナラは必要ない」、「ユーベにあげるなんてクレイジー」

現在のカルチョを代表する点取り屋となったディバラ(左)とイカルディ(右)。アルゼンチンが生んだ二人のストライカーを巡ってユーベとインテルの両ファンが見解を展開した。 (C) Getty Images
キャプテンはく奪を機にマウロ・イカルディとインテルが揉めて関係をこじらせて以来、イタリア・メディアが絶えず報じているのが、ユベントスのパウロ・ディバラとのトレードの可能性だ。
ユーベのファビオ・パラティチSD(スポーツ・ディレクター)は今年2月、クリスチアーノ・ロナウドを獲得する前にイカルディ獲得を上層部に進言したと告白。さらに夏に獲得に動く可能性も明確に否定しなかった。
これに対し、ユーベからインテルに移ったジュゼッペ・マロッタCEOは不快感を表し、「同じことをウチもディバラにできる」とコメント。ユーベの背番号10が獲得候補であることを伺わせている。
実際にイカルディとディバラのビッグトレードが実現するかは分からない。ただ、「実現した場合、得するクラブはどちらなのか」という疑問は気になるところだ。
ユーベのファビオ・パラティチSD(スポーツ・ディレクター)は今年2月、クリスチアーノ・ロナウドを獲得する前にイカルディ獲得を上層部に進言したと告白。さらに夏に獲得に動く可能性も明確に否定しなかった。
これに対し、ユーベからインテルに移ったジュゼッペ・マロッタCEOは不快感を表し、「同じことをウチもディバラにできる」とコメント。ユーベの背番号10が獲得候補であることを伺わせている。
実際にイカルディとディバラのビッグトレードが実現するかは分からない。ただ、「実現した場合、得するクラブはどちらなのか」という疑問は気になるところだ。
イタリア衛星放送『Sport Mediaset』が実施したアンケートによると、2万人以上のユーザーのうち、55パーセントと過半数が「インテルが得をする」と回答。一方、「ユーベ」と答えたのは26パーセントにとどまり、「双方」が19パーセントだった。
また、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が行なった同様のアンケートでも、4500人超のユーザーのうち、約64パーセントが「インテル」と回答。「ユーベ」が約23パーセント、「どちらも得しない」が7.5パーセント、「双方」が6パーセントとなっている。
実際、ユーベ専門サイト『juvenews.eu』によれば、SNSでは、ディバラ放出に反対するユベンティーノたちの声が寄せられているという。
「ウォッカをショットで5杯飲んでもトレードしない」
「ノーサンキュー。オレたちにワンダ・ナラは必要ない」
「ディバラとのトレードに値するのはキリアン・エムバペかネイマール」
「ピッチ内外で顔となる未来のキャプテンの背番号10を譲るはずがない」
「イカルディはすごいフィニッシャーだけど、ウチにはもうC・ロナウドがいる」
「なぜインテルのように歴史的に下回るクラブにディバラが行かなければいけない?」
一方で、「得をする」と見られているインテリスタたちも、このトレードをよく思っていないようだ。インテル専門サイト『passioneinter.com』によると、SNSで反対の声を上がっている。
「マロッタはユーベの利益のためにインテルに来たのか?」
「ディバラはすごい。でも、ユベントスには絶対イカルディを渡したくない」
「イカルディとディバラとラウタロ・マルティネスの攻撃陣にすれば10年安泰だ!」
「ユーベにあげるなんてクレイジー。あっちがつくるチャンスなら40から45得点するぞ」
「イカルディは勝つうえで世界有数のCF、ディバラはプレーこそ美しいが何の役にも立たない」
もちろん、どちらのサポーターを見ても、トレードに賛成する声もあるが……。激しいライバル関係にあるユーベとインテルの上層部は、どのような決断を下すのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
また、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が行なった同様のアンケートでも、4500人超のユーザーのうち、約64パーセントが「インテル」と回答。「ユーベ」が約23パーセント、「どちらも得しない」が7.5パーセント、「双方」が6パーセントとなっている。
実際、ユーベ専門サイト『juvenews.eu』によれば、SNSでは、ディバラ放出に反対するユベンティーノたちの声が寄せられているという。
「ウォッカをショットで5杯飲んでもトレードしない」
「ノーサンキュー。オレたちにワンダ・ナラは必要ない」
「ディバラとのトレードに値するのはキリアン・エムバペかネイマール」
「ピッチ内外で顔となる未来のキャプテンの背番号10を譲るはずがない」
「イカルディはすごいフィニッシャーだけど、ウチにはもうC・ロナウドがいる」
「なぜインテルのように歴史的に下回るクラブにディバラが行かなければいけない?」
一方で、「得をする」と見られているインテリスタたちも、このトレードをよく思っていないようだ。インテル専門サイト『passioneinter.com』によると、SNSで反対の声を上がっている。
「マロッタはユーベの利益のためにインテルに来たのか?」
「ディバラはすごい。でも、ユベントスには絶対イカルディを渡したくない」
「イカルディとディバラとラウタロ・マルティネスの攻撃陣にすれば10年安泰だ!」
「ユーベにあげるなんてクレイジー。あっちがつくるチャンスなら40から45得点するぞ」
「イカルディは勝つうえで世界有数のCF、ディバラはプレーこそ美しいが何の役にも立たない」
もちろん、どちらのサポーターを見ても、トレードに賛成する声もあるが……。激しいライバル関係にあるユーベとインテルの上層部は、どのような決断を下すのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部