エラーノに続いてムトゥも。
10月12日に開幕するインド・スーパーリーグに参加する8チームのうちのひとつ、チェンナイ・タイタンズが、ビッグネームの補強に動いている。
元イタリア代表CBマルコ・マテラッツィが選手兼監督を務めるこのチームには、すでに元ブラジル代表MFエラーノが移籍を表明しており、さらに現在母国ルーマニアのペトロルルでプレーするFWアドリアン・ムトゥも、クラブ間合意が成立して移籍が濃厚になっている。
マテラッツィはさらに、昨シーズン限りで現役を退き解説者に転身した元ミランのマッシモ・アンブロジーニにもチェンナイでの現役復帰をオファーしたが、こちらは拒否された模様だ。
ビッグネームをかき集めるインド・スーパーリーグは、元イタリア代表アレッサンドロ・デル・ピエロがデリー・ダイナモスに所属しているほか、ジーコが監督を務めるFCゴアには元フランス代表のロベール・ピレスが、ムンバイ・シティには元スウェーデン代表のフレドリク・ユングベリが在籍。元フランス代表ダビド・トレゼゲを擁するFCプネー・シティは、フィオレンティーナと提携関係を結んで、イタリア人のフランコ・コロンバを監督に迎えている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
元イタリア代表CBマルコ・マテラッツィが選手兼監督を務めるこのチームには、すでに元ブラジル代表MFエラーノが移籍を表明しており、さらに現在母国ルーマニアのペトロルルでプレーするFWアドリアン・ムトゥも、クラブ間合意が成立して移籍が濃厚になっている。
マテラッツィはさらに、昨シーズン限りで現役を退き解説者に転身した元ミランのマッシモ・アンブロジーニにもチェンナイでの現役復帰をオファーしたが、こちらは拒否された模様だ。
ビッグネームをかき集めるインド・スーパーリーグは、元イタリア代表アレッサンドロ・デル・ピエロがデリー・ダイナモスに所属しているほか、ジーコが監督を務めるFCゴアには元フランス代表のロベール・ピレスが、ムンバイ・シティには元スウェーデン代表のフレドリク・ユングベリが在籍。元フランス代表ダビド・トレゼゲを擁するFCプネー・シティは、フィオレンティーナと提携関係を結んで、イタリア人のフランコ・コロンバを監督に迎えている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)