３月11日、大韓サッカー協会が今月下旬にボリビア（22日）、コロンビア（26日）を相手に親善試合を戦う韓国代表メンバー27名を発表。大胆な世代交代を敢行したと話題を集めている。

　先のアジアカップ2019を最後に、主軸を張ってきたキ・ソンヨンとク・ジャチョルが代表を引退。今回のメンバーにはバレンシアに所属する18歳の大器MFイ・ガンインと、かつてバルセロナの下部組織で研鑽を積んだ21歳MFペク・スンホが初めて招集された。30代はチェ・チョルスンとイ・チョンヨンの２名のみで、全国スポーツ紙『スポーツソウル』は「今回の招集メンバーの平均年齢は25.8歳で、アジアカップの27.5歳（23人）より２歳近くも若返った。まさに欧州組のドリームチーム。パウロ・ベント監督が、才能溢れる若きタレントたちとどんなサッカーを形作っていくのか注目だ」と期待を寄せている。

　なおＪクラブからは、ファン・ウィジョやチョン・スンヒョンら６名が名を連ねた。27名のうち国内組が７名、国外組が20名という構成となっている。

 

　以下が、最新の韓国代表招集メンバーだ。

GK
キム・スンギュ（神戸＝JPN）
ク・ソンユン（札幌＝JPN）
チョ・ヒョンウ（大邱FC）

DF
キム・ムンファン（釜山アイパーク）
キム・ジンス（全北現代）
チェ・チョルスン（全北現代）
ホン・チョル（水原三星）
チョン・スンヒョン（鹿島＝JPN）
キム・ヨングォン（Ｇ大阪＝JPN）
パク・ジス（広州恒大＝CHN）
キム・ミンジェ（北京国安＝CHN）
クォン・ギョンウォン（天津権健＝CHN）

MF
チュ・セジョン（牙山ムグンファ）
イ・ジンヒョン（浦項スティーラーズ）
ナ・サンホ（FC東京＝JPN）
チョン・ウヨン（アル・サッド＝QAT）
ファン・インボム（バンクーバー＝MLS）
キム・ジョンミン（FCリーフェリング＝AUT）
クォン・チャンフン（ディジョン＝FRA）
イ・チョンヨン（ボーフム＝GER）
イ・ジェソン（ホルシュタイン・キール＝GER）
イ・スンウ（エラス・ヴェローナ＝ITA）
ソン・フンミン（トッテナム＝ENG）
ペク・スンホ（ジローナ＝SPA）
イ・ガンイン（バレンシア＝SPA）

FW
チ・ドンウォン（アウクスブルク＝GER）
ファン・ウィジョ（Ｇ大阪＝JPN）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本版