4年契約が成立とも言われたサンペール
ヴィッセル神戸が獲得を目指しているとされるセルジ・サンペールの去就に大きな動きがあった。
現地時間3月4日、バルセロナは公式サイトにおいて今年6月までとなっていたサンペールとの契約を解除すると発表した。同発表でバルサは「我々はサンペールのクラブに対する献身的な貢献に感謝する」と綴った。
バルセロナの下部組織出身のサンペールは2014年にトップチームデビュー。その類まれなる才能を有望視されてきたが、怪我に泣かされた。グラナダとラス・パルマスでの武者修行から昨年1月にバルセロナ復帰してからも出場機会は限られ、今シーズンもここまでコパ・デル・レイでの33分間のプレータイムにとどまっていた。
現地時間3月4日、バルセロナは公式サイトにおいて今年6月までとなっていたサンペールとの契約を解除すると発表した。同発表でバルサは「我々はサンペールのクラブに対する献身的な貢献に感謝する」と綴った。
バルセロナの下部組織出身のサンペールは2014年にトップチームデビュー。その類まれなる才能を有望視されてきたが、怪我に泣かされた。グラナダとラス・パルマスでの武者修行から昨年1月にバルセロナ復帰してからも出場機会は限られ、今シーズンもここまでコパ・デル・レイでの33分間のプレータイムにとどまっていた。
そんななか、今月2日に全国紙『AS』をはじめとする複数のスペイン・メディアがサンペールの神戸加入が濃厚となっていることを一斉に報道。
カタルーニャのテレビ局『Esport3』は、神戸会長の三木谷浩史氏がバルセロナで開かれた世界最大級の携帯電話関連展示会『モバイルワールドコングレス』に出席した際に、バルサと交渉をして4年契約を締結したと伝え、さらに「サンペールは荷物をまとめ、日本へ飛び立つためにバルサを出ていく」とレポートしていた。
そのため今回の契約解除は神戸入りを決定的にさせるものだとも言える。バルサの発表では、現地時間5日にサンペールは最後の記者会見を開くとされており、そこで今後に関する最終的な発表があると思われる。
ピボーテ(アンカー)として攻守を司るプレースタイルからスペイン代表のセルヒオ・ブスケッツの後継者とも呼ばれた実力派でもあるサンペールを獲得すれば、バルサ化を推し進める神戸にとって願ってもない戦力になるだけに正式な獲得発表が待たれる。