ライプツィヒも堅守の前に攻め手を欠いたが…
3月2日(現地時間)、ブンデスリーガ第24節が行なわれ、ニュルンベルクは0-1でRBライプツィヒに敗れた。
6節デュッセルドルフ戦以降は勝利がなく、ここまでわずか2勝止まりで最下位に沈んでいるニュルンベルクが、直近2試合で引き分けに終わっている4位のライプツィヒをホームに迎えた一戦。久保裕也は3試合連続でスタメンに名を連ねた。
立ち上がりからボールを支配したのは、やはり地力で上回るアウェーチーム。ボールを支配し、2分には左サイドを攻略してクロスターマンが惜しいファーストシュートを放つ。
しかし、最初に決定機を迎えたのはニュルンベルクだった。8分、ライボルトがペナルティーエリアに侵入しようとしたところでコナテに倒される。主審はFKと判定したが、VARによってPKに変更されたのだ。
6節デュッセルドルフ戦以降は勝利がなく、ここまでわずか2勝止まりで最下位に沈んでいるニュルンベルクが、直近2試合で引き分けに終わっている4位のライプツィヒをホームに迎えた一戦。久保裕也は3試合連続でスタメンに名を連ねた。
立ち上がりからボールを支配したのは、やはり地力で上回るアウェーチーム。ボールを支配し、2分には左サイドを攻略してクロスターマンが惜しいファーストシュートを放つ。
しかし、最初に決定機を迎えたのはニュルンベルクだった。8分、ライボルトがペナルティーエリアに侵入しようとしたところでコナテに倒される。主審はFKと判定したが、VARによってPKに変更されたのだ。
ホームチームが早くも迎えた、先制のチャンス。ところが、ベーレンスの狙いすましたシュートはクロスバーに阻まれてしまった。
その後もライプツィヒの優勢で試合は進むが、22節には首位ドルトムント相手にも無失点を維持したニュルンベルクの守備は堅く、有効な攻撃はなかなか見せられない。逆にニュルンベルクは時間の経過とともにボールを持てるようになり、幾度も敵陣深くに迫れるようになっていった。
久保は前線の右サイドに入り、精力的に上下動を繰り返す。ボールに触れる回数は決して少なくはないが、ライプツィヒはしっかり守備の準備ができているため、彼がボールを持つとすぐに寄せられ、かわしてもすぐに次の選手にプレッシャーをかけられて奪われてしまう。
また、カウンターなどで欲しいタイミングでボールがもらえなかったり、味方にパスが通らなかったりと、久保と周囲との連係はなかなか機能しない。
ライプツィヒは26分にカンプルがこぼれ球をダイレクトで叩き、37分にはFKでハルステンベルクが左足で直接ゴールを狙うが、いずれもGKマテニアが好反応でセーブする。
何とか無失点で前半を終えたかったニュルンベルクだが、40分、CKでファーサイドに流れたボールを、フリーのクロスターマンに力一杯に蹴り込まれて先制点を与えてしまった。
1点のビハインドで迎えた後半、ニュルンベルクは積極的な姿勢を見せ、久保の好クロスなどでホームの観衆を沸かせる。53分には、ベーレンスが左サイドからエリアに侵入してクロスを入れると、ニアに久保が走り込んだが、シュートは寄せたDFに阻まれる。
一方のライプツィヒもすかさずやり返し、56分には速い攻めからライマーが抜け出して決定機を迎える。ここではまたもマテニアが立ちはだかり、迷いなく飛び出してシュートコースを塞いだ。
ニュルベルクは60分に左サイドを突破し、エリア内でボールを受けたベーレンスがシュート。これで得たCKのクリアボールに久保が反応し、フィニッシュに持ち込む。
66分に突破力のあるミシジャンを投入して攻撃のさらなる活性化を図ったニュルンベルク。対するライプツィヒも、カンプル、ザビツァー、ポウルセンらが前半以上にドリブルで仕掛ける場面が多くなる。
ニュルンベルクはライプツィヒの攻撃を何とかかわしながら、攻撃では縦パスやクロスを入れ、シュートも放っていくが、ライプツィヒの最終ラインも堅固さを誇り、最後までこれを崩すことはできなかった。1点差の敗北……ベーレンスのPK失敗は非常に痛かった。
ミシジャン出場以降はポジションを左に移していた久保は81分でクネルと交代。献身性は十分に見られるが、今回も攻守で効果的なプレーはあまり多くはなかった。
これでリーグでは16敗目を喫し、18試合連続未勝利となったニュルンベルク。次節は10日、敵地でホッフェンハイムと対戦する。