２月15日、名古屋は昨季限りで現役を退いた元日本代表ＧＫ楢崎正剛氏の「名古屋グランパス クラブスペシャルフェロー」就任を発表した。
 
　楢崎氏が務める「名古屋グランパス クラブスペシャルフェロー」はＪクラブ史上初の役職。今後、楢崎氏は後進の指導にあたりながら日本のGKのレベルアップに貢献できる取り組みについて検討し、併せてクラブの渉外・広報活動、ホームタウン活動にも従事することが主な役割となる。
 

　楢崎氏はクラブを通じて、意気込みをコメントしている。
 
「このたび、クラブ・スペシャル・フェロー（CSF）として、クラブに関わらせていただくことになりました。まずは、このような機会をいただき、クラブに感謝いたします。これからは選手時代の経験を生かしつつ、選手とは違った立場でクラブ、日本のサッカー、そして特にゴールキーパーについて見聞を広め、研鑽を積みながらクラブに貢献できればと考えています。
 
　また、それだけでなく、パートナーの皆さま、チームをいつも応援してくれているサポーターの皆さまに、更に愛されるクラブになるよう努めていきたいと考えています。自分自身も、サッカー人としてこれからも少しずつ成長し、この新たなCSFという役職を全うできればと考えております。引き続き、名古屋グランパスの応援をよろしくお願いいたします」
 
　加えて、クラブは３月２日のＪ１リーグ２節・Ｃ大阪戦（パロ瑞穂）で楢崎氏の引退セレモニーを実施することも発表。キックオフ前の12時40分からセレモニーが行なわれる予定だ。