U-18日本代表が国際大会最終戦でスペインと対戦。勝てば優勝の大一番も結果は…

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月10日

立ち上がりに出端を挫かれた日本は挽回できずに4失点の大敗…

影山監督率いるU-18代表は2021年のU-20W杯を目指すチーム。今回の敗戦を糧とし、どのような成長を遂げていくのだろうか。写真:滝川敏之

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 2月8日、スペインで開催されている「U-19 International Tournament Copa del Atlantico」に参加中のU-18日本代表がU-18スペイン代表との最終戦に臨んだ。
 
 勝てば優勝の大一番。そのゲームで日本はスタメンにGKに三井大輝、DFに松岡大起、山﨑大地 、馬場晴也、植松建斗、MFに小田裕太郎、山本理仁、中山陸、松本凪生、松橋優安、最前線には櫻川ソロモンを起用した。
 
 日本は慎重な試合の入りを見せるものの、13分にPKで失点。1点を取り返すべく、前線から積極的にプレスを仕掛けていくが、スペインにことごとく外されてリズムを掴めない。36分にもネットを揺らされ、0-2で前半を終えた。
 
 前半以上にアグレッシブな姿勢で臨んだ後半も、スペインの技術力を前に苦戦。67分にはゴール前でボールを失い、3点目を決められてしまう。直後の72分には右サイドを突破されて4点目を献上。最後まで日本は得点を奪えず、スペインに0-4で敗れて優勝を逃す結果となった。
 
 試合後、JFAを通じて影山雅永監督が今大会を総括。「選手たちのピッチ上での表現力は素晴らしく、ハードワークしながら試合ごとに連携連動を高めて2連勝をし、U-18スペイン代表との優勝決定戦にこぎつけました。しかし、対戦したスペインは衝撃的でした」と、最終戦で世界トップレベルの実力に大きな驚きを受けたという。
 
 リーガ・エスパニョーラで既にデビューを果たしている選手が何人かいたと話し、「選手たちは歯を食いしばりボールに食らいつき、しつこく、何度もポールを追い絡め取るチャレンジを続けましたが、パスのスピード、ファーストタッチの質、タイミング、オフ・ザ・ボールにおけるポジション修正の速さ、ピッチを広く使いその中で個の技術、スピードを活かすスペイン選手には歯が立ちませんでした」と完敗を認めた。
 
「私も含め、大きなショックを受けることとなりましたが、世界を目指す上で明確な基準を感じる試合となったことは間違いありません」と影山監督。指揮官は2021年のU-20ワールドカップを目指す選手たちに今回の経験を生かしてほしいとし、さらなる成長を待ち望んでいる様子だった。
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