• トップ
  • ニュース一覧
  • 「オーバーヘッドが初戴冠の道を切り開く!」カタールの“ゴールマシン”が得点王&大会MVPをダブル受賞|アジア杯

「オーバーヘッドが初戴冠の道を切り開く!」カタールの“ゴールマシン”が得点王&大会MVPをダブル受賞|アジア杯

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月02日

アリ・ダエイの得点記録も塗り替え、アジア屈指の点取り屋に

MVPと得点王を同時に手にして笑顔を浮かべるカタールの主砲アリ。その表情からも彼が充実の時を送っていることが分かる。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 現地時間2月1日、アブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムで、アジアカップの決勝が行なわれ、カタール代表が日本代表を3-1で下して、同大会初優勝を成し遂げた。

 カタールにとっての悲願達成に大きく貢献したのは、今大会のグループリーグから大暴れをした22歳の若き主砲であるアルモエズ・アリだ。

 初戦のレバノン戦で幸先よく今大会初ゴールを挙げたアリは、続く北朝鮮戦ではアジアカップ史上4人目となる1試合・4ゴールを達成。第3節のサウジアラビア戦でも2ゴールを挙げ、計7ゴールを叩き出した。

 決勝トーナメントに入ってからは相手のマークにやや苦戦したアリは、1回戦のイラク戦、準々決勝の韓国戦ではノーゴールに終わったものの、準決勝のUAE戦では1ゴールをマーク。そして、森保ジャパンとの決勝では、12分に滑らかなトラップからの鮮やかなオーバーヘッドで先制点をゲットし、カタールのアジア初制覇を大きく手繰り寄せた。

 通算ゴール数を「9」に伸ばしてカタール人史上初の得点王となったアリは、1996年のUAE大会でイラン代表FWのアリ・ダエイが記録した8点を上回る大会最多得点記録を更新した。
 

 試合後には、今大会の最優秀選手にも選出され、名実ともにアジア屈指のストライカーとなったアリ。それだけにメディアの評価も急上昇中で、世界的ネットワーク『Fox Sports』のアジア版は、「アリがチームに活力を与えた」と絶賛。さらに今大会の目を見張るプレーぶりについて次のようにも記した。

「あのアリ・ダエイの大会得点記録も塗り替えたアリは、このアジアカップで常に相手ディフェンダーたちの脅威であり続けた。日本戦で決めたオーバーヘッドシュートは間違いなくカタールがアジア制覇を成し遂げるための道を切り開いた」

 ゴラッソを連発して、声価を高めたアリ。その存在は今後も日本にとって大きな脅威となっていきそうだ。

【日本代表PHOTO】日本1-3カタール|南野の今大会初ゴールで反撃の狼煙を上げるも追いつけず。2大会ぶりの優勝を逃す…​​​​​​​

【サポ―ターPHOTO】UAEでは日本が人気!?決勝戦を盛り上げた両サポ―ター特集!
【関連記事】
【カタール戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、金田喜稔、松木安太郎、採点&寸評、プレー分析、各国メディアの評価、PHOTOギャラリーetc.
日本敗北でシャビの“大予言”が現実に! カタール監督も「全ての試合を予想して欲しい」と驚嘆|アジア杯
「チームに誇りを持って」サポーターに頭を下げた森保監督が明かした選手やスタッフへの厚い信頼
「それでも日本の攻撃は脅威だった…」歓喜に沸くカタールの地元メディアが森保ジャパンの“凄み”を称える|アジア杯
「日本は攻撃の道筋を見失なった」AFC公式が歴史的結末となったアジアカップ決勝を詳報!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ