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「メッシとプレーできるのは名誉」バルサ電撃加入のボアテング、“スアレスの控え”に理解

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019年01月23日

驚きをもって世界中に伝えられた移籍。

真新しいバルサのユニホームに袖を通したボアテング。その表情は実に晴れやかだ。 (C) Getty Images

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 サッスオーロからバルセロナに電撃移籍を果たしたガーナ代表FWのケビン=プリンス・ボアテングが現地時間1月22日、本拠地カンプ・ノウで入団会見&セレモニーに臨んだ。

 1987年3月6日生まれで現在31歳のボアテングは、ドイツ生まれのガーナ代表(バルサ史上初のガーナ人選手)だ。ヘルタ・ベルリンの下部組織出身で、トッテナム、ドルトムント、ポーツマスなどに所属し、2010年の南アフリカW杯と直後に移籍したミランでブレイク。その後、シャルケ、ミラン、ラス・パルマス、フランクフルトを渡り歩き、2018年夏からサッスオーロに所属していた。

 今冬のバルサ移籍は、『スカイ・スポーツ』の移籍専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が契約合意を報じるまでまったく漏れていなかった。それゆえ今シーズン終了までの半年レンタル(800万ユーロでの買い取りオプションが付随)が発表された際には、悪童的な側面、年齢、そしてスタイル(バルサは技術重視だが、ボアテングはテクニックもあるが最大の武器は身体能力やフィジカル)などもあり、驚きもって世界中に伝えられた。

 そんな中でボアテングは、「この偉大なクラブでプレーするチャンスを与えられたことに感謝したい。大きな名誉であり最高の幸せだ。ノーということはできなかった。走ってバルセロナまで来たかったよ(笑)。フィジカル的にはとても調子がいいし、僕の経験をここで活かしたい」と意気込んだ。
 
 中盤から前ならどこでもこなす利便性を備えたボアテングは、これまで所属したクラブではほぼ常に主力を担ってきたが、新天地バルサではルイス・スアレスのバックアップすることが主な役割。「9番(CF)はサッスオーロでもやっていたから、今の自分には一番しっくりくるだろう。他のポジションでもプレーできるけどね」と語り、こう理解を示した。

「素晴らしい選手がたくさんいるから、スタメンになるのが難しいと分かっている。でも、メッシとスアレスと一緒にプレーできることは最高の名誉だ。メッシは世界でもっとも優れたフットボーラーであり、スアレスは世界でもっとも優れたストライカーだ。僕はチームを助けるためにここにきた。すべてで勝ちたい」

 ラス・パルマス時代に「子供の頃からバルサよりもレアル・マドリーのほうが好き」と発言していたボアテングだが、マドリーについて問われるとこう煙に巻いた。

「俺はいまバルセロナの選手だよ。世界最高の選手はメッシだ。この10年間ずっとそれを証明してきた」

 ボアテングは同1月22日からトレーニングに参加し、練習前にはチームメイトから温かく歓迎されていた。1月23日のセビージャ戦(コパ・デル・レイ)ではいきなり招集メンバー入りしており、さっそくバルサ・デビューを飾るかもしれない。
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