徳島対広島
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト9.16号(9月2日発売)より
[徳島]
[GK]
31 長谷川徹 5.5
集中が切れたのか、後半途中から凡ミスを連発。流れを悪くした。
[DF]
4 藤原広太朗 5.5
ギャップを突かれた時、行くのか、引いて守るのか迷いが見られた。
2 福元洋平 4.5
ハンドの判定は決して不運ではない。明暗を分けた致命的なミスだ。
35 村松大輔 5
飛び込まれると後手に回る。反撃に転じた際のミスパスにはガッカリ。
[MF]
3 アレックス 6
押し込まれると守備が不安だったが、終盤基点になり好クロスを放つ。
14 濱田武 5.5
正確にパスを散らしていた。急所を突く「ひと刺し」が見たかった。
33 エステバン 6.5
磁石でもあるようにセカンドボールをよく拾った。徳島のマケレレ。
20 大﨑淳矢 4.5
攻守ともに中途半端で、見せ場は限られた。ワンマンプレーも目立つ。
17衛藤裕 5
放ったシュートは1本。どのように崩したいのか、意図が感じられず。
34 アドリアーノ 5.5
能力を最大限活かすには、彼を中心とした戦術にしないとダメか!?
[FW]
13 高崎寛之 5
千葉に仕事をさせてもらえず、基点になった際も判断が遅かった。
[交代出場]
FW 11 津田知宏 6
相手の背後を突いて、決定的なシュートを放つ。得点を匂わせた。
FW 19 キム・ジョンミン 5.5
86分のヘッド弾はGK正面に。終盤の不要なファウルはなくしたい。
DF 24 那須川将大 -
精度の高い左クロスで、キム・ジョンミンの決定的なチャンスを演出。
[監督]
小林伸二 5
力負けと言えるが、前線3人の狙いと動きがバラバラなのは気になる。
[広島]
[GK]
1 林卓人 6
フィードミスから逆襲を食らいかけたが、2試合連続完封と結果残す。
[DF]
33 塩谷司 6
復帰戦、競り負ける場面が何度かあった。ただ、ぶ厚い攻撃を実現。
5 千葉和彦 6.5
クサビのパスに対する鋭い出足で、好調だった高崎を黙り込ませた。
4 水本裕貴 6
最終ラインを慎重にケアしつつ中盤へのフォローもそつがなかった。
[MF]
14 ミキッチ 5.5
小さなミスはあったが、馬力のある上下動で相手のサイド攻撃を封じた。
30 柴﨑晃誠 6
古巣相手にスペースを与えず、カウンターの起点にもなり勝利に導く。
8 森﨑和幸 6
最終ラインの前でバランスを取り、2列目の攻撃参加を未然に遮断。
18 柏好文 6.5
躍動感のある攻め上がりからチャンスメイク。攻撃に変化を与えた。
7 森﨑浩司 5.5
8分、23分と決定機を外す。ただ、前へ向かう気持ちは感じられた。
10 髙萩洋次郎 6
カウンターの際に基点になる。追加点を奪う惜しい機会は何度かあった。
[FW]
22 皆川佑介 6.5
ポストプレーを確実にこなし、プレスも怠らず、決勝のPKを沈める。
[交代出場]
MF 27 清水航平 6
危うい場面もあったが、サイドの運動量を改めて上げて完封に貢献。
MF 24 野津田岳人 -
ロスタイムに投入され、プレスとポストをこなして試合を締めくくる。
[監督]
森保一 6
コンセプトを貫き3試合ぶりの勝利。前半のマネジメントが良かった。
[試合内容]
広島は徳島のハイプレスをかわして次第にリズムを掴むと、8分から20分間に4度の決定機を作る。その流れで32分、福元のハンドで得たPKを皆川が沈める。後半は守備を固めて試合をコントロールし、3戦ぶりの勝利を収めた。