選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.9号（８月26日発売）より
 
［広島］
［GK］
1 林卓人　6　
バックパスの処理は危ういが二度の好セーブで勝点１の確保に貢献。
［DF］
37 宮原和也　5.5　
守備は特に問題なかったが攻撃時の判断と思い切りの良さに欠けた。
5 千葉和彦　6　
成果はなかったがボールを持ち出し打開しようとする姿勢は見えた。
4 水本裕貴　6　
相手の強力２トップに隙を見せず最終ラインに安定感をもたらした。
［MF］
14 ミキッチ　5.5　
一度丸橋を置き去りにしたが、クロスの供給が普段より少なかった。
30 柴﨑晃誠　5　
バックパスが多くスイッチを入れられず。攻撃性がまるで足りない。
8 森﨑和幸　5.5　
ピンチを未然に防ぐプレーはさすがだが攻撃には関与できなかった。
18 柏好文　6　
走力を活かして好機を生み出したが最後のシュートは決めたかった。
7 森﨑浩司　5　
運動量、プレー精度ともに足りず。身体のキレを失っている印象だ。
10 髙萩洋次郎　5　
連係ミスが目立ち、パスワークも沈黙。相手の脅威となれなかった。
［FW］
22 皆川佑介　6　
身体を張ったポストプレーで基点となるも周囲のサポートが足りず。
［交代出場］
DF 33 塩谷司　5.5
果敢なオーバーラップで圧力をかけたが、決定機までは生み出せず。
MF 27 清水航平　-　
何度か鋭い仕掛けでサイドを攻略しかけたが最後の詰めが甘かった。
MF 24 野津田岳人　-　
高い位置でボールを引き出したものの、シュートの意識が不足した。
［監督］
森保一　5　
守備の再構築を目論むが、連係で崩す広島らしさは消えてしまった。
 
［C大阪］
［GK］
21 キム・ジンヒョン　6　
被シュート３本と仕事機会がほとんどなく90分を無難にやり過ごす。
［DF］
4 藤本康太　5.5　
皆川のポストワークに苦心。フィジカルの勝負で劣勢を強いられた。
14 丸橋祐介　5.5　
相手のサイドアタックをケアしたが持ち前の攻撃力は示せなかった。
16 安藤淳　5.5　
柏に翻弄される場面もあったが、粘り強く対応して最後はやらせず。
23 山下達也　6　
相手の起点を潰し切れなかったが素早いリカバリーで事なきを得る。
［MF］
2 扇原貴宏　6　
決定機は演出できなかったが、シンプルにさばいてリズムを生んだ。
5 長谷川アーリアジャスール　5.5　
献身的にボールを追ったものの、攻撃面での貢献度は高くなかった。
25 キム・ソンジュン　5　
プレスをかけるもファウルでしか止められず。戦力となれていない。
［FW］
10 フォルラン　5.5　
自由に動き、惜しいシュートも放ったが、簡単に失う場面も目立つ。
18平野甲斐　5.5　
オフ・ザ・ボールの動きで揺さぶりをかけたがボール関与は少なく。
33 カカウ　5.5　
自身は手応えを得たようだが、インパクトに欠けたデビュー戦に。
［交代出場］
MF 15 吉野峻光　6　
スピードと技術を活かして好機を演出。得点の予感はあったが……。
FW 9 永井龍　5.5　
積極果敢なプレーは好感が持てるが、ゴール前での精度が不足した。
FW 20 杉本健勇　-　
サイドに流れてボールを引き出したが、中では仕事ができなかった。
［監督］
マルコ・ペッツァイオリ　5.5　
相手を研究した新布陣ははまりつつあったが、攻撃面に課題を残す。
 
［試合内容］
お互いに守備意識を高めたことで、リスクを負うようなプレーはほとんど見られず。特に前半は眠気を誘う展開となった。後半はややオープンとなりゴールに迫る機会も増えたが、守備組織を打ち破るだけのアイデアと勇気に欠けた。