ボールに多く触れる「トップ下や真ん中」が得意
清水の10番が、今季から鹿島に――。
2019年シーズン、白崎凌兵は日本が誇る常勝軍団に活躍の場を求めた。背番号は41。心機一転、新たなスタートを切る。
1月16日の新体制・新加入選手会見で、庄野洋代表取締役社長からは次のように紹介された。
「ボランチ、サイドハーフ、トップ下など、複数のポジションをこなし、昨季まで清水の10番を背負っておりました。ゴールに直結するプレーが最大の持ち味ですので、チームの中盤に厚みをもたらし、勝利に導くような活躍をしてほしいと思っております」
戦術の幅を広げる存在であるのは間違いない。そんな“攻撃のマルチロール”は新天地でどんな役回りをイメージしているのか。
「強化の方からは、柴崎岳選手とか、昔で言えばビスマルク選手みたいなゲームメーカーをやってほしいとか、サイドや前も考えていると言われました。そこの3つぐらいのポジションなら、自分はどこでもできるので。大岩(剛)監督の下で、まずは自分のプレーを出して、そこから決めるのは監督だと思うので」
2019年シーズン、白崎凌兵は日本が誇る常勝軍団に活躍の場を求めた。背番号は41。心機一転、新たなスタートを切る。
1月16日の新体制・新加入選手会見で、庄野洋代表取締役社長からは次のように紹介された。
「ボランチ、サイドハーフ、トップ下など、複数のポジションをこなし、昨季まで清水の10番を背負っておりました。ゴールに直結するプレーが最大の持ち味ですので、チームの中盤に厚みをもたらし、勝利に導くような活躍をしてほしいと思っております」
戦術の幅を広げる存在であるのは間違いない。そんな“攻撃のマルチロール”は新天地でどんな役回りをイメージしているのか。
「強化の方からは、柴崎岳選手とか、昔で言えばビスマルク選手みたいなゲームメーカーをやってほしいとか、サイドや前も考えていると言われました。そこの3つぐらいのポジションなら、自分はどこでもできるので。大岩(剛)監督の下で、まずは自分のプレーを出して、そこから決めるのは監督だと思うので」
本人は「ボールを多く触るのが好き」だ。その意味では、「トップ下とか真ん中」でのプレーを好む。もっとも、「試合に出られれば、どこでも」というスタンスでもある。
登録ポジションはMFだが、2トップでの起用も考えられる。ともすれば、そこが最適なポジションかもしれない。
「例えば、鈴木優磨選手が前にいて、その下ですかね。トップ下という形ではないですけど、(2トップの関係が)“縦”にもできるという話もされているので。そこは自分の中でもやりやすいポジションではありますね」
今年の5月には26歳を迎える伸び盛りのアタッカーが、鹿島という強豪クラブでどう揉まれて、いかに進化できるか。まずはその起用ポジションに注目したい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)