マンチェスター・ユナイテッドは１月13日のプレミアリーグでトッテナムを１-０と下し、オレ・グンナー・スールシャール監督が就任してから、無傷の公式戦６連勝を飾った。

　決勝点を挙げたマーカス・ラッシュフォードとともに、勝利の立役者として称賛されたのが、11セーブを記録して今シーズン初となる２試合連続クリーンシートを果たしたダビド・デ・ヘアだ。

　絶対的な守護神の活躍には、チームメイトたちからも賛辞が寄せられた。

　デ・ヘア本人がツイッターで「ウェンブリーでの完璧な夜」と呟くと、ファン・マタは「いやいや、いつも通りじゃない？」と“返信”。ポール・ポグバはSNSで勝利を喜ぶなかで、デ・ヘアについて「本当に何と言っていいか分からない」とコメントしている。

　ルーク・ショーはインスタグラムで、デ・ヘアが「悪いが日曜閉店」と書かれたシャッターをゴールマウスに下ろすイラストを投稿した。

　指揮官もデ・ヘアに脱帽した。試合後、スールシャール監督はピーター・シュマイケルやエドウィン・ファン・デル・サルといったクラブのレジェンドたちに引けを取らないと絶賛している。

　この言葉を受けて「ESPN」は、「ユナイテッド歴代最高の守護神は？」というアンケートを実施。約8000人のユーザーのうち、42パーセントがデ・ヘアをトップに選出した。残りは、シュマイケルが40パーセント、ファン・デル・サルが17パーセント、その他が１パーセントとなっている。

　異なる時代で活躍した守護神たちを比較するのは難しい。確かなのは、2011年からユナイテッドのゴールマウスを守ってきたデ・ヘアが、すでにクラブの歴史にその名を刻んだということだ。