河野広貴が8年ぶりに古巣・東京Vへ"復帰"!J1昇格の切り札になれるか

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月13日

「どこに行ってもヴェルディの河野って言われてきました(笑)」

古巣復帰が決まった河野。切れ味鋭いドリブルを武器に東京Vの攻撃を活性化できるか。写真:田中研治

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 J2の東京ヴェルディが13日、サガン鳥栖の河野広貴を期限付き移籍で獲得したと発表した。契約は2020年1月31日までの1年間。東京Vの下部組織で育った河野は、実に8年ぶりの古巣復帰だ。
 
 2007年に東京VでJデビューを果たした河野は、同年に韓国で行なわれたU-17ワールドカップにも出場。キレのあるドリブルを武器に攻撃を牽引し、グループリーグのハイチ戦で決勝点を挙げるなどスーパーサブとして奮闘した。東京Vでも瞬く間に主力に成長したが、12年に環境の変化を求めてライバルクラブのFC東京に活躍の場を移し、17年途中に鳥栖へ完全移籍していた。
「育てていただいたクラブに戻していただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
 
 東京Vの公式サイトでそう切り出した河野は、続けて「J2に落ちた時や、大好きなクラブを離れる時の葛藤は今でも忘れていません。移籍してどこに行ってもヴェルディの河野って言われてきました(笑)」とコメント。「また緑のユニホームを着てサッカーができること、本当に嬉しいです。必ずJ1に昇格しましょう。応援よろしくお願いします」と古巣のサポーターに挨拶した。

 東京Vは昨シーズンにJ1参入プレーオフの決定戦まで進出したが、惜しくもジュビロ磐田に敗れた。今季はその悔しさを晴らすリベンジのシーズンになるだけに、攻撃の起爆剤となり得る河野の"復帰"は、クラブにとって心強いものだろう。
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