今シーズン終了まではレンタルでドルトムント残留。
チェルシーは1月2日、ドルトムント所属のアメリカ代表アタッカー、クリスティアンン・プリシッチを獲得したことを発表した。移籍金は6400万ユーロ(約80億円)で、今シーズン終了まではレンタルでドルトムントに残留し、来シーズンからチェルシーに加入する。
20歳にしてクラブとA代表でキャリアを築くプリシッチは、プレミアリーグのクラブから関心を寄せられ、自身もイングランド行きを望んでいる旨を語っていたことから、移籍は有力視されていた。
20歳にしてクラブとA代表でキャリアを築くプリシッチは、プレミアリーグのクラブから関心を寄せられ、自身もイングランド行きを望んでいる旨を語っていたことから、移籍は有力視されていた。
チェルシーの公式サイトによると、プリシッチは「今年の夏、僕はチェルシーに移籍し、プレミアリーグという新たな戦いに臨む。伝説のクラブと契約できたことは特別なことだし、ワールドクラスの選手が揃うチームに貢献できることを楽しみにしている」と語っている。
一方、チェルシーの首脳陣のひとりであるマリーナ・グラノフスカヤ氏は、以下のようにアメリカの逸材の加入を歓迎した。
「欧州でも最も引っ張りだこの選手を迎えられたことを嬉しく思う。20歳にして、ドイツで高いクオリティーを披露し続けてきたプリシッチが、近い将来、チェルシーでも重要な存在となれるだけのポテンシャルを秘めていると信じている。今夏、スタンフォード・ブリッジに彼を迎えるのを楽しみにしている」
対してドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、「プレミアリーグはプリシッチにとっての長年の夢であり、我々は彼との契約延長を果たせなかった。それゆえ、チェルシーからのオファーを受けることを決めた」と、移籍の経緯を明かしている。
今シーズンは序盤からリュシアン・ファーブル監督の下で好調を維持し、首位を走るドルトムント。そのなかでプリシッチも快進撃に貢献しているが、シーズンの残りでも自慢のドリブルで相手守備陣を切り裂き、リーグ優勝を置き土産にできるだろうか。