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「殺したいと思った」 フルアム、AT弾で7戦ぶり勝利もラニエリは自軍選手に怒り心頭! 一体なぜ?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月30日

劇的勝利にもおかんむりだったラニエリ

勝利を喜びつつも、とある選手への怒りを爆発させたのがラニエリだ。 (C) Getty Images

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 終わりよければすべてよしとはいっても、チームにおいて規律は絶対だ。だからこそ、フルアムのクラウディオ・ラニエリ監督は怒りを露にしたのだろう。

 現地時間12月29日に行なわれたプレミアリーグ第20節で、フルアムはハダースフィールドにホームで1-0と勝利した。

 約1か月ぶりの白星で、降格圏で苦しむフルアムにとっては、最下位相手に勝点を落とさずに済んだかたちだ。チームもファンも年内最終戦で一息つくことができたところだろう。

 だが、フルアムはその大事な勝点3をもう少しで逃すところだった。81分に相手のハンドで得たPKをアブバカル・カマラが外してしまったからだ。しかも、ラニエリ監督が指名したキッカーのアレクサンダー・ミトロビッチにボールを渡さず、強行したうえでの失敗だった。

 英公共放送『BBC』によると、ラニエリ監督は試合後、「彼は私とクラブ、チームメイト、そしてサポーターに対して敬意を払わなかった。彼には正しくないことだと言ったよ」とおかんむりだ。さらに「カマラには『ミトロビッチにボールを渡せ』と言った。彼は信じられないことをしてくれたよ」と、厳しい口調で続けている。

「私は彼を殺したいと思った。前回のPKを蹴ったからという理由だけでボールを離さなかったんだから、それも当然じゃないか。(PKを蹴るべきなのは)ミトロビッチだった。それだけのことだ」

 一方、“当事者”でもあるミトロビッチは、「ちょっと言い合ってしまった。PKは自分の仕事だと思っている。彼はそう考えなかった。でも、それをリスペクトするよ。僕も以前同じことをやったことがある」と、カマラを責めなかった。

「このことに関して問題はない。彼は外してしまったけど、それもサッカーの一部だ」

 後半アディショナルタイム1分に値千金の決勝点を奪い、土壇場でチームを勝利に導いたミトロビッチの言葉を、カマラはどのように受け止めただろうか。残留に向けてチーム一丸となることが求められる中で、23歳の若きフランス人FWのフルアムへの今後の貢献が注目される。
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