<2018ベストヒット!>【セルジオ越後】番狂わせでもなんでもない。この日のコロンビアなら勝って当然だ――ロシアW杯編vol.1

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月29日

2018年の名場面をヒット記事で振り返る!

PKのチャンスをしっかり決めた香川だけど、その後はトーンダウン。強気な仕掛けも少なかったし、存在感は示せなかった。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

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 2018年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返るこの企画。今回は、ロシア・ワールドカップの初戦、コロンビア戦の勝利を報じた記事の中でも、とりわけ反響の大きかった記事を紹介したい。『サッカーダイジェスト』誌の名物コラムでも鋭い舌鋒で様々な事象を斬りまくるセルジオ越後氏。果たして、日本の大会初勝利をどのように見たのか。
記事初掲載:2018年6月20日
 
――◆――◆――
 
 大事な初戦で、日本はコロンビアを2-1で下したね。
 
 立ち上がりに相手が退場でひとり少なくなり、そのファウルで得たPKで先制点を挙げることができた。警戒すべきハメスは途中出場だったけど、ほとんど走れていないし、エースのファルカオも最後は足がつりそうになっていた。
 
 これだけ日本に有利な条件が揃っていたんだから、勝たなくてはいけない試合でもあったよ。この日のコロンビアの状態を見れば、もっと点差をつけてもおかしくはなかった。
 
 トータルで見れば、PKを決めた香川をはじめ、乾も柴崎も、相手が10人なのに、そこまで存在感を示せていたわけではない。後半の途中から出場した本田も、大迫の決勝点をお膳立てしたCK以外、見せ場はほぼなかった。
 
 11人対10人のゲームなのに、数的優位はあまり感じられなかったのが正直なところだ。そのうえ、主軸のハメスが万全のコンディションではなかったんだから、コロンビアは“9人の戦い”を強いられていたとも言えるよ。
 
 それだけに、ハメスが入ってから日本はチャンスが増えて、実際に勝ち越しに成功できた。それでもフィニッシュの場面で余裕がなかった。宏樹も決定機の場面でシュートを大きく外していたけど、力みすぎていたよね。
 
 とにかく、強気な仕掛けが少なかった。香川なんて、PKを除けば、相手のペナルティエリア内で目立ったプレーを何度見せられたのか。直接FKを狙えるような危険なエリアでのファウルも少ない。チームとしてポゼッションはできていて、パスは回せるけど、それは11対11のシチュエーションでやって初めて評価されることだよ。

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